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  • 2017.03.10 Friday

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    信州戸隠トレイルラン Strava データ

    • 2013.11.02 Saturday
    • 08:16




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    信州戸隠トレイルラン 大ブレーキで 大成功! つづき

    • 2013.10.29 Tuesday
    • 00:05
    JUGEMテーマ:マラソン・ランニング



    信州戸隠トレイルプロフィール

    信州戸隠トレイルラン コースプロフィール

    いよいよこの大会最大の山、飯縄山 標高約1850m?を登る。

    しかし登って下りきっても、15kmで全体の約3分の一に過ぎないと言う事だけは頭に入れていた。

    「この山を下りきるまでは、絶対に絶対に力を温存し抑えた走りをする。
    プッシュし始めるのはどんなに速くても25km以降」

    この事を何度も何度も頭の中でリピートしていた。

    飯縄山の登り口で、自分はこの日最も順位を落とした。

    最初の山を25番手ぐらいで下り始め、飯縄山登り口までに6人に抜かれ31番手で上り始める。

    しかし、かなり呼吸を荒げて最後に追いついて来た3人のうち2人は、

    すぐに減速し始め、こちらがペースアップしなくてもまた抜き返した。
    今回は試走は一切無くコースは全く知らない。

    ただプロフィールを見た限り、コース内で最も厳しい登りである事は間違いなく、傾斜もきつそうだと予想はしていた。確かになかなかの急登。ひたすらパワーウオーク。

    新しく入手したノースフェイスのボトルポーチが抜群に良い!

    ボトルは全く揺れず、幅のあるベルトはコルセットのように体幹を安定させ、
    パワーウオークの時も体幹がしっかり入り、上体の重さを足にしっかりのせられる。

    また代わり映えの無いポケットに見えるが、取り出し口の角度や開け方が絶妙で実に物の出し入れがしやすく、トレイルでの実際の使用感のフィードバックがなされている事を痛感できる。

    飯縄山頂上が近づくとさらに一人かなり足取りの重いランナーに追いつく。

    後ろからでも聞こえる荒い息づかい、すでにかなりレッドゾーンに入っているのが手に取るように解る。
    無理に追いつこうとはせず自分のペースを刻み、むしろ少しペースを落としてじっくりジワジワと追いつく。

    そして飯縄山のダウンヒルへ。

    この下りはかなり長いはずで、この下りもとにかく足へのダメージを最小限に下りたい。

    しかし!この下りなかなかの急なダウンヒルでまるで『おんたけスカイ』
    の大岩ごろごろダウンヒルのようだ。かなり危険でテクニカル。

    無理をすると捻挫負傷のリスクが高い。おまけに昨夜までの雨で岩がツルッツルに滑る。

    下り始めてすぐに後ろに気配を感じたので、さっき登りで抜いたランナーだろうと道を譲ると、凄まじいスピードでまるで山猿のように下っていく初めて見るランナーだった。

    とてもじゃないがあのスピードでは下れないし、転んでしまう。
    そのまま見送る。

    すると次にはさっき登りでかなりきつそうだったランナーが追いついて来たので再度道を譲る。
    「登りであんなにきつそうだったのに、大丈夫か?下りでこんなに飛ばして。
    このランナーきっと下りきってからの長いフラット区間でつぶれるな・・」
    何となくそう感じた。

    今日は抑えて走っているせいか周りのランナーを実に良く冷静に観察できる。

    でもそれはまさしく今までの自分自身そのものだった。
    「今までの自分はあんな感じだったのか!」
    抑えて走ると新たな発見が多い。

    余裕が有るので見事な山のパノラマも、奇麗に色付いた紅葉も今までよりずっと楽しめる。
    本当に美しい景色のコースで感心する。コンツアーウェアラブルカメラを持ってこなかった事を後悔。

    立ち止まってiPhoneを出して写真を撮ろうかちょっと迷うが、

    めんどくさいしせっかく良いリズムをキープしているのを崩したくなかった。

    紅葉が奇麗でした


    長い急で危険な下りが終わると徐々に緩くなり、最後は砂利の林道に出る。

    ついペースをあげたくなるが「我慢我慢」余裕の有るリズムをキープ。
    感覚的にはkm5分45〜6分ぐらい。スピードにはこだわらずピッチだけはひたすら一定に。

    最後はロードの下りに出る。飯縄山で10mまで迫った前のランナーとの差は開き、登りで抜いて下りで抜き返されたランナーは、視界から消える程先に行ってしまった。

    でも全く何も焦りはなかった。
    「絶対にいずれ追いつける」
    なぜか確信が有った。

    17kmをすぎ、こまかいアップダウンを繰り返しながら基本はフラットのセクションが始まる。

    ここから約20km比較的フラットのセクション。

    このセクションをいかに良いテンポを刻み続けられるかが鍵だと思っていた。

    長いダウンヒルの後の登り返しは足に効く。ブワッ!!と足に乳酸が広がり、動きが止まる。

    いままではそれでも無理してペースを落とさないように頑張っていた。でも今日は逆らわない。

    ピッチとリズムだけは崩さずに大幅に歩幅を狭めて呼吸を整え、足の老廃物、乳酸が除去されるまで絶対に無理をせず、ほぐすように歩く。

    登りが終わって緩くなっても足の老廃物感が消えるまでは走り出さない。
    「あせるなあせるな、まだまだ先は長い」
    淡々とリズミカルに、落ち着いた呼吸で進む。この辺りから自分の体と心臓との対話が始まった。

    自分「おい、足、大丈夫か?」
    足 「おう、さっきの登り返しはちょっとキタけど、ペースダウンしてくれたおかげで大丈夫だ!」
    心臓「こっちはまだまだ余裕!もっとあげちゃっても良いよ〜」
    足 「No! No! 心臓!馬鹿な事言ってくれちゃあ困る!まだ早すぎる。今はまだ抑えて抑えて!」

    自分「OK! まだまだセーブしていくぜ!」

    そんな会話を「頭の中」で交わしていく。
    そうこうしているうちに飯縄山の登りで10mまで迫りながら下りで離されたランナーを抜く。

    そして約17km地点にある第一エイド手前で、さっきつぶれると思ったランナーを発見。
    「あ、ゾンビになってる!」

    予想どうり激しく足取りが重く、筋肉のバネが死んでいる。あの登りの足取りで下りをあんなに攻めたら足は終わる。

    前の自分がそうだったから、よくわかる。だからといって一気に抜き返したりせず、自分のペース、リズムを刻み続ける。

    今日は決して前後のランナーに翻弄されない。
    ゆっくり追いつきそのままリズムを刻んでいると、気配が消えてゆく。

    第一エイド直前、力強い足音が背後から。最初の登りで下りが速すぎて見送ったランナーがなぜか後ろから現れた。

    飯縄山の下りでいつの間にか抜かしていたらしい。筋肉隆々、明らかに走り込んだ体つき、豪快なストライド、速い。

    フラット区間だったので少しペーサーになってもらいついていくが、振り切ろうとしているのかペースがあがってゆく。

    10m程の高さを登るややきつめの登りもガシガシ走っていく。その力強さはまるで「ラオウ」のようだ!

    足が「まってくれ!駄目だ!着いていくな!歩いてくれ!」
    と言って来たので無理してラオウに着いていかずに離れていく。

    (勝手な妄想でラオウと命名してしまいました。「北斗の拳」を知らない方すみません・・・(笑))

    ラオウは今の自分より明らかに強い。無理して着いていくと自分がゾンビになるな。そう直感した。

    第一エイドが見えてくると、既に彼は補給を終え走り出していた。ラオウには追いつけないな。今度は逆にそう感じた。

    17km地点第一エイドは着く前にボトルを用意し、すぐにスポドリを補充し満タンにして、梅干し一個を頬張り、
    多分15秒ぐらいでピットアウト。

    ここまでに、ビックサンダーチョコ1個、ジェル2本、ボトルのドリンク400mlを補給して来た。

    気温は低いので糖分の補給は怠らない。ボトルも勝手に冷えてしまうので、口に含んで少し噛み砕くようにゆっくり飲む。

    エイドの後は気持ちのよい林を抜けるシングルトラックの遊歩道を進む。緩やかなアップダウンでここでペースを稼ぎたい。

    足と心臓からも「ここは行っていいぞ」のサインが。

    飛ばしすぎず、呼吸には十分な余裕を持ちながら出せるベストなリズムを刻み続ける。

    決して速くはない。イメージではkm5分30〜6分の間をキープ。時計が無いから感覚ですが・・・。
    しばらく誰も見えてこなかったので、これは当分一人旅か?とおもったが、しばらくすると一番最初の登りで

    あのラオウの下りペースに食らいついていった数人のうちの一人が見えて来た。

    ロックオンしスカウターで戦闘能力をチェック!
    足取りは重く、限りなくゾンビになりかけている。ラオウに立ち向かいやられたのだろう。

    ペースを上げなくともじきに抜ける。無理に追わず自分のリズムを刻み続ける。

    予想どうり自然と追いつき、そして自然と後ろへ消えてゆく。
    こんな風にレース中盤以降で前のランナーを抜かすのは、私の初トレイルの三浦半島縦走以来だ。

    あの大会はウェイブスタートなので行けども行けども前にランナーがいて楽しかった。

    ここ数ヶ月の私の走りはいつも渋滞回避などの為に、入りでkm4分台で突っ込み、10km〜15km地点ぐらいで、その日の最高位を記録し、後はひたすらジワジワと順位を落としながら

    終盤には決まってゾンビになり激痛にもだえ苦しみながら、「トレイルなんてもう辞めてやる」
    と腐りながらゴールになだれ込むと言う、修行ランばかりして来た。

    でも今日は違う。

    景色を楽しみ、自分の体と対話し、競わず争わず、自分の走りに徹している。
    そして、それがとても楽しい。

    さて、このランナーを抜いてからは前にも後ろにも全く気配を感じない単独走に突入。

    静かな農村に出て少し舗装路は知り右に曲がると「ドーン!!」衝撃の戸隠宝光社の階段が視界一杯に広がる。

    「うおおお!なんじゃあこりゃあ!!」

    松田優作ばりの台詞が思わず漏れた。

    これは足が終わっているランナーにはまさに地獄絵図のような、急な石段が視界の上限まで連なっている!!

    スポ根漫画に出てくるような石段に笑ってしまった。

    ここで無理したら今までの貯金がすべてパーだ。パワーウオークで、さらに手すりをフルに腕で引っぱり足を温存。
    一段一段無理せず登る。

    その後少し登ってからは、ひたすら走れる気持ちのよい比較的フラットな遊歩道を進み続ける。

    そして20kmをすぎるとからだに変化が!!

    肩周りが軽くなり、腕が振れて来て、自然とストライドが伸び、体が軽い!!

    実に気持ち良く走れている。全く苦しくないが、実にいいテンポ。km5分15ぐらいを軽やかに刻む。
    でも今までの私はこういう瞬間が訪れると調子に乗って飛ばしすぎた。

    道志村がそうだった。25〜35kmで同じような状態になり、飛ばせるだけぶっ飛ばし、抜きまくった。
    でもそのツケは最後の下りでやって来た。ラスト7km、一気にゾンビになり

    最後の山頂からゴールまでの下りは苦痛以外の何者でもなかった。
    せっかく抜かしたランナーにも8人ぐらい抜き返された。

    その二の前は踏まない。実に軽快だが、必要以上に飛ばさず、もっと行きたいけど一歩前で踏みとどまるペース。

    しばらく進むと23kmぐらいでまた一人発見。かなり良いペースで来ていたのであっという間に追いつき

    「右とおりまーす」と声をかけたらびっくりさせてしまい。

    飛び上がらせてしまった。すみません・・・もうちょっと早めに声かけるべきでした。

    そして25km地点の第2エイドへ。実に気持ち良く25kmまできた。
    ここでもボトルをスポドリで満たし、すぐにピットアウト。

    スタッフの方が「20番ぐらいじゃないかな」と教えてくれた。

    いつの間にかだいぶ上がって来ている。


    しかし、ピットアウトすると先ほどの足の軽やかさが無い。やはり一瞬でも止まるとリズムが途絶える。
    じわ〜ッと足に乳酸を感じる。無理せず足と対話。

    自分「どうした、きついか?」

    足「いや〜自分でも行けると思ったんっすけどねえ。止まったら乳酸でちゃいました。ちょっとほぐしジョグ入れてもらっていいっすか?」

    自分「OK! 無理せず焦らず、じっくり行こう」

    そして深呼吸し肩や首をほぐしながら、やや張って来た足をほぐすようにリラックスしてジョグで進む。

    歩幅を小さく、ピッチはキープ。奇麗な紅葉を楽しむ。この辺はかなり観光客が多い。

    鏡池自然公園という紅葉スポットのようだ。
    存在をアピールする為に熊鈴を鳴らしながら進む。皆さん応援してくれてありがたい。

    少し行くとハイカーも減り静かなシングルトラックへ。また一人旅。まだまだ気持ち良く走れるセクションが続く。

    全くランナーの気配はない。静かな森を淡々とリズムを刻み続ける。振り子時計の振り子のように。

    さすがにジワジワと疲労感は蓄積している。でも体はまだまだ行ける状態。気持ちには十分な余裕が有る。

    30kmぐらいでちらっとまえにランナーが見える。全く見覚えのないランナー。小さなボトルポーチのみの装備で、おそらくスタート後すぐに前に行ってしまったランナーだ。
    スカウターでロックオンし、戦闘能力をじっくり観察。

    足取りが重い。ほぼゾンビ化している。
    あせらずジェルを取り出し補給しながらジワジワと近づく。緩い登りでも前のランナーはきつそうに歩いている。

    自分はまだまだ軽いステップで走れる。いける。今日は行ける。

    アドレナリンがわき上がる。そしてペースアップせず自然にそのランナーをパス。

    森を抜け奇麗な牧草の広がる牧場に出ると、また一人遥か前にランナーが見える。追いつけるな。すぐにそう感じる。
    疲労感はそれなりに有るが、今までの30kmとは全く違う。まだまだ力を残している。

    そして見えてくるランナーの状態が手に取るように解る。おもしろい。
    トレランの楽しさって、こういう事だったのか!!

    いままでずっと「なんでこんなに苦しいばっかりで痛い事を、これほど多くの人がやるんだろう」と

    真剣に考えていた。でも解った。みんなこの楽しみを知っていたんだ。

    「トレランはこんなに楽しい物だったんだ!!」

    遥か前にいるランナーを目標にしつつも、自分のリズムを刻み続ける。決して追いかけない。自然と追いつく自信が有った。

    牧場内コースは川渡りが頻繁に出て来た。昨日までの雨の影響も有り、結構な激しさで流れている川に突入する!

    夏なら気持ち良いが雪もちらついた今のじきはちょっと冷たいな。でもアドベンチャー要素たっぷりで楽しい。

    前のランナーも相当足に来ているようで立ち止まってストレッチしている。が、自分の存在に気付くと必死で走りはじめた。
    でも、もはや足にバネは無く、まるで競歩のような走り方になっている。気持ちは痛い程解る。

    私がいつもそうだったから。こうなると本当に苦しい。残りの道程が恐ろしく長く感じる。
    「がんばれ〜」心の中で叫びながら、パスする。

    この牧場で4回ぐらい結構な水量の川を渡って靴がびしょびしょ。

    しばらく行くと最終エイド35km地点に到着。ラスト10kmだ。すごくあっという間に着いた感じがした。

    これほど気持ちに余裕を持ってこの距離を迎えたの初めてだ。スポドリでボトルを満たし、コーラを二口だけ飲んだ。

    白馬でエイドの度にコーラを飲み過ぎ、腹が膨れて体幹が入らなくなった教訓を生かす。

    スタッフの方に順位を確認すると「多分15番です!」

    「!!!なんと!!」 びっくりした。ラン人生初のトップ20が見えて来た。

    前のランナーとのタイム差を聞くと「4.5分前に出て行きました」とのこと。

    結構前に行ってるなあ。追いつくのは厳しいかも。
    最後に梅干し一個を頬張りピットアウト、今日最長のピットインも40秒ぐらいだっただろう。

    いよいよ最後の山へ。この山がどれぐらいきつくどれぐらいの距離有るのか解らない。最後の勝負をかける。

    視界の開けた場所でも、全くランナーが見えないので、このままゴールで上出来だな、と考える。

    走り始めると、さすがに足が重くなって来ている。アスファルトが響く。ほんの小さな10段ぐらいの階段を上ると乳酸がブワーッと出て来た。すかさず足が語りかける。

    足「だんな、すまねえ。意外ときてやす。ちょっとホグしておくんなさい。面目ねえ」
    自分「ここまでのフラット区間走りっぱなしだったからな。無理も無い。少し歩こう」

    全然走れる緩い登りだったが、ピッチだけはキープしつつリラックスして少しでもしがほぐれるようにしばし歩く。

    最後の山の入り口を通過。全くひとけはない。
    斜度が少し上がると、体幹を意識してパワーウオーク。だんだん体が動いて来た。
    だがこの登りがどれほどきついか予測がつかず、常に保険を残した感じで、でも今までよりプッシュして登る。

    緩くなるとリズム重視で走る。意外と体が動く。

    しばらく一人黙々と登っていると、道ばたにランナーが座り込んでいる。

    若い実に走れそうなランナーだ。負傷かもしれないと「大丈夫ですか?」と声をかけると

    「大丈夫です。攣っちゃっただけなんで」との事。

    確かに実力あるランナーはがんがん攻めれるので、時にこういう事はある。



    もう誰にも追いつけないと思っていたので、予想外にすぐ一人はパスした。

    さっきのエイドの情報が正しければ14位に上がった。そしてまた一人黙々と、振り子時計のごとく同じピッチを刻み続ける。

    足は力強く前に出続けている。

    自分「にいさん、やるじゃないか!見直したぜ」

    足 「今日は気持ち良いっす。後は出し切るだけっすね!行けるだけ行きましょう!」

    心臓「おいらも、まだまだ行けるっすよ!!」



    とんでもないキタタンの姫次のような登りも有るかもしれないと警戒しつつも、ベストなペースで進む。

    すると!!

    「またいたぞ!!」

    もうひとり、重い足取りで前を行くランナーをロックオン。既にゾンビ化している。

    ペースは乱さず、緩くなったセクションでパス。ここでもう頂上に着いたのか?

    道が下り始める。だとしたら飛ばさなくては、警戒しすぎたか?

    緩い下りをどんどん飛ばす。

    するとコースの矢印が左へ。

    左へ曲がる。



    「どおおおおん!!でたああ、やはり有ったか!最後の壁!!」

    すごい急登の直線登りが現れた!!

    そして、なんとなんと!!

    また2人もランナーがいる!!

    そしてそのうち先頭を進むあの後ろ姿は!!

    「ラオウ!!!!」

    「みつけたぞおお!!ラオウ!!!勝負だああ!!!」

    アドレナリンがほとばしる。気合いがみなぎる。到底走れぬ急登、全力のパワーウオークで登る。



    ラオウともう一人がバトルしている。必死に食らいつくもう一人のランナー。

    多分この最後の山で抜かした2人もずっとラオウと戦って来たのだろう。そして敗れ去った。

    最後の抵抗を見せるランナーが不意に立ち止まり、膝に手をついて頭を垂れて動けなくなった。

    最後の激闘を目の当たりにする。



    ラオウも数々の激闘に消耗している。最後まで食らいついていたランナーを振り切り、

    力を振り絞って登り続けている姿が見えるが、消耗の激しさは隠せない。

    「行ける!!」

    確信した。ペースは乱さず、だけどベストを尽くし膝をプッシュし続ける。



    ラオウに最後まで挑んだランナーに追いつく。彼は満身創痍、再度立ち止まり「いったいどこまで続くんだ!!」と

    最後の急登にいらだちを見せている。痛い程にその気持ち解る。キタタンの姫次で動けなくなった自分を思い出す。



    ラオウを脅威の粘りを見せていた。この急登では追いつけなかった、一時フラットになりちょっと下って、ゲレンデに一瞬出て、またトレイルに入った。ここがひどいマッドマックス泥沼化していた。ハマると靴ごと持っていかれそうに沼化している。

    とにかくハマらないようトレイルの減りを木に捕まりながら進むのでなかなかラオウに追いつけない。



    ついに最後の山の頂上に着いた!

    ラオウは10m前にいる。最後の下りだ。

    今日一番最初の下りではラオウの速さについていく事は出来なかった。

    下り始めて100m、ラオウの背後に着いた。

    自分「ラオウ・・・」

    ラオウ「・・・来たか。ケンシロウ。」

    自分「先に行かせてもらうぞラオウ」

    ラオウ「ならば、私を倒してゆけい!!」

    自分「いくぞ!!ラオウ!!!」

    「くらえっ!!北斗真拳!!!」

    「アーータタタタタタタアアアア!!!」



    そして全力でスパートした!!



    ラオウ「ケンシロウ・・・いい戦いだった・・・さらばだ」

    ラオウを、あのラオウを倒した。

    (私のラン中のハイなってしまった妄想によるフィクションです(笑))



    そしてラオウを一気に突き放しがんがんラストの下りを下る。

    「残り2km」の看板を見つける。

    最高だ!最高の気分だ!!トレランってこんなに楽しいんだ!!気持ちいいんだ!!

    足はまだまだ力強く大地を蹴っている。



    そしてゴールのアーチが眼下に見えて来た。

    最高のランが出来た。本当に嬉しい!!

    最後はkm4分15秒ぐらい出た。



    最高の達成感、爽快感、ガッツポーツでゴールを切った。

    「俺の足、心臓、やったぞ!最高のランだった。ありがとう」

    足「あれ?オレッチまだ行けるっす(笑)」

    心臓「オレッチも後10kmなら行けるっす!」



    まだまだ体は余力が有った。

    こんなに気持ち良くゴールしたのは本当に初めての経験だ。

    ゴールアーチ



    自分自身と対話し、体の声に耳を傾け、自然を感じ、自然の美しさを感じ 走るその素晴らしさ。

    トレイルランニングの魅力の本質をやっと理解した気がする。



    完走賞を取りにいく。

    いったい何位だったのだろう。

    やっぱりおんたけスカイみたいに勘違いじゃないか?



    スタッフ「あ!おめでとうございます!!」

    自分「ん?年代別でトップ10に入ったのかな?だとしたら嬉しいな・・・」



    スタッフ「年代別で1位ですよ」



    自分「・・・・??」

    「・・?」

    「えええええええっ!!!まじでえええええっ!!!!???」



    やりました!まさかまさかの年代別1位!!

    うれしい、嬉しすぎる。

    こんなに速く達成できるとは予想していなかった。

    実に15年ぶりぐらいに表彰状を頂いた。

    いつになっても、うれしいですね。



    総合もトップテンに後一歩、ホントにあと一歩だった!!

    でも、大満足だ。

    これ以上の走りは出来なかった。

    我ながら最高のレースマネージメントが出来たと思う。

    10km地点の31位から約20名を抜かし続け右肩上がりでゴールした達成感は、本当に最高だ。



    そして自分のランスタイルが見え始めた。

    本当に収穫の多い、すばらしい信州戸隠トレイルランとなったのでした。



    長い長いくだらんレポにおつきあいいただいた皆様、どうもありがとうございました。

    これからも頑張りますので、くだらんレポにお付き合いください(笑)



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    信州戸隠トレイルラン 大ブレーキで 大成功!

    • 2013.10.27 Sunday
    • 23:53



    前泊予定だったが、前日予定がありどうしても宿泊が不可能に。主催者にお願いして、当日朝6時に特別に受付してもらう事に。

    大会前日の予定後も家の片付けや遠征準備に手間取り、家を出たのは夜10時近く。正直、行くのを辞めようか迷った。

    白馬以降、150kmぐらいしか走っていないし、最長で一日28kmしか走っていない。

    元々練習量は少ない私だが、今年1、2位を争う走行距離の少なさで挑むのも若干気が引けた。

    でも、今回のテーマは「ロング練習のつもりでマイペースを貫き、苦しくない楽しいランをする事」「いつも前半突っ込みすぎて終盤ブッ垂れる癖をなおす」だった事を再度思い出し、せっかくエントリーフィーも払った事だから、戸隠の山を楽しむ為に夜の高速を飛ばした。

    会場に着いたのは夜中の2時半。もう3時間しか寝られない。

    眠気の限界を迎えていたので、翌日の準備もせずに、速攻寝袋に潜り込み就寝。

    翌朝携帯の目覚ましで5時10分に起きるが、眠すぎて2度寝。5時半になんとか起きるが眠気は尋常ではない。

    天気もいまいち回復しておらず外は極寒。車の温度計は7度。この時点ではモチベーションゼロ。

    がたがた震えながら受付テントへ行きゼッケンを受け取る。

    いつもは寝る前にテーピングなどを張って寝るのだが、昨夜は眠すぎて出来なかったので急いでテーピングを張る。

    今回は張り方を変更。毎回傾向として腿の前側の筋肉がいつも激烈な筋肉痛になっている事から、腿前側とハムの筋肉をサポートできるようなテーピングを施す。

    スタート1時間半前にやっと起きて、半分脳が寝た状態で準備したものだから、あっという間にスタート30分前。
    あまりの寒さに、しない予定だったアップをする。

    時間がなくて、コンツアーカメラを忘れてしまった。

    今回の装備は
    サロモンスピードクロス3 前夜までの台風で有無を言わさずこのチョイス
    コンプレススポーツ カーフガード
    アームウォーマー
    ファイントラックアンダー ノースリーブ
    ノースウェイブ ボトルポーチ
    コンプレススポーツ サンバイザー
    念の為、カッパとアディダスウィンドブレーカー

    補給
    800ml ボトル にアミノバイタルゼリー2本同エナジーゼリー2本 エナジードリンクミックス 650kcal分
    ポーチポケットにザバスゼリー2本、ジェル3本、ビックサンダー2個、ミニサラミ4個

    スタート時はすごい寒かったし、時々突風が吹くのでカッパをきてスタートしたが、スタート後すぐにゲレンデを登り最初のピークに向かうため、すぐに温まり脱いだ。汗で濡れてしまうと、山頂や下りで冷えると考えたからだ。この判断は正解だった。

    ゲレンデからすぐにトレイルに入るが、スタート直前まで降り続いた雨でドロドロぐちょぐちょ。水はけの悪い場所は沼と化し、かなり走りづらい。できる限りはまらないように、トレイルの端っこギリギリを進む。最初の登りは速いランナーはどんどん行かせて、25番手ぐらいに落ち着く。

    山頂手前で再度ゲレンデに出ると白銀の景色が!うっすらと雪が積もっている。そしてチラチラと雪が舞っている!ということは気温0度前後か?

    でも登りということもあり、寒くはない。ウィンドブレーカーも着なかった。最初の登りは極力抑えて登った。傾斜がきつくなればすぐにパワーウォーク。腕に上半身の体重をしっかり乗せて、足の負担を減らす。レース序盤からこれをやるランナーは少ない。まだ疲れていないし必要性を感じないから。
    でも理屈上、手を当ててしっかり上半身のウェイトを乗せ、その重さで足をプッシュした場合、少なく見積もっても足の筋力が負担する重さは、普通に登る時と比べて5kg以上減るはず。
    自分は感覚的には7〜8kg分登りでかかる足への負担が減る感覚。

    周りが誰一人パワーウォークしないような斜面も、地道に足をプッシュし続け温存作戦。 すぐ30m前ぐらいにいい感じのグループが居て、ちょっとペースアップすれば追いつける。
    今までの自分なら間違いなくそうしていた。
    でも今日は放置。ちょっとでも速ければ自ら離れ、抜きたい者はどんどん行かせた。常に楽な呼吸状態をキープ。

    山頂からは紅葉の素晴らしいパノラマ。なかなか良いコース。
    再度ゲレンデ下りになり、同じパックにいた5人は1人かなりはやく下るランナーについて行ったので一人遅れる。別について行くことは出来る。でも今日は行かない。ステップを細かく。足にかかるショックをできるだけ減らす。
    下り切ると小川沿いの気持ち良いシングルトラックをしばらく行く。だいぶペースを抑えているものの下りのダメージを回復させるイメージで力を抜いて軽くジョグで進む。すると後ろからかなりゼーハー言いながら追いついてくる3人に抜かれる。

    「いいよいいよ、行きなさい。」構わず行かせる。でも内心は、「絶対後で抜き返してやる!倍返しだー!」と叫んでいた。

    二回目の山、これを越えるまではとにかく抑えると誓った山。パワーウォークをフル使用し、心拍が少しでも上がるとペースを落として心拍を下げた。
    この登りで自分の限界境界をみつけた。

    私は今だに時計も心拍計も、もちろん
    gpsウォッチも持っていない。
    身体と対話し感覚で自分の状態を把握できるようになりたいからだ。
    私は追い込んであるレベルを超えてくると左耳にドクドクと早い鼓動が響き始める。これが自分のレッドゾーンのサイン。足の貯金を、切り崩し出している証拠だ。

    なので、鼓動が聞こえ始めたら必ずペースダウンし心拍を落ち着かせ、足を緩める感覚で、回復に尽くしながら絶対にレッドゾーンに入れずにリズム良く進み続けることに集中した。

    続く…




    信州戸隠トレイル 付け焼き刃練

    • 2013.10.23 Wednesday
    • 09:13

    天園への登り

    9月白馬国際からの練習が100kmぐらいしか走っておらず、流石に少しは体を起こさないと、またあっという間にゾンビになりかねない。

    ので、一昨日は通勤ラン15km ビルドアップで4:30からkm2秒ずつあげて、ラスト1kmは3:50。
    疲れが抜けたせいか、この距離は体が軽い感じ。

    昨日は円海山から金沢自然公園経由鎌倉天園へ。
    このところ続いた台風で、道がかなりマッドマックス。
    行ったことのないルートを色々。

    登りが少ないルートだが、なるべく登りを走って刺激を入れる。
    どこまで効果があるか分からないが。


    鎌倉アルプスは意外と変化があって楽しい

    午後弘明寺のマッサージに行くが
    劇的に怪しげなボロビルのワンルームでビックリ。内容はさほど悪くなかったが、女性客は寄り付かんだろうなあ。

    昭和初期の匂いが立ち込める、雑居ビル。むしろ映画なんかに使えそうなくらい寂れてた。

    夜は平戸の極楽湯へ。
    ここは横浜特有の黒湯で、とろとろ茶褐色の湯。独特の木樽のような甘い香りがする実に良い天然温泉。へたな温泉へ遠出するより遥かに良いお湯だ。

    サウナとジャグジーでほぐして、戸隠前の練習はおしまい。
    なんとか45km持ちますように〜

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    信州戸隠トレイル

    • 2013.10.19 Saturday
    • 15:51
    ハセツネの皆さんのレポを見て、来年こそは!と、暑く願う私。

    ハセツネ漏れの無念は戸隠で晴らすべし。
    でも、今月は仕事と白馬で出し切り、一旦スイッチオフ期間。
    なので、カメランナーとなりコンツアーで動画なぞ取りながらファンランをしようと思っています。
    45kmをガチンコで走るにはあまりに練習不足。まあ今まで月200kmを超えたことはないのですが、、、

    毎回ツッコミすぎる癖を治すべく、15kmからじわじわとリズムに乗せるイメージを目標とします。

    コースは最初の10kmに最も厳しい山が2つ凝縮されていますので、ここをいかに抑え後半までリズム良くいけるかを戸隠の課題としたいですね。

    天気いい事を祈ります。雨だと相当寒い、もしくは最高点は雪の可能性ありです。

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