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  • 2017.03.10 Friday

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    市川三郷トレイル データ

    • 2015.10.18 Sunday
    • 17:04



    市川三郷トレイル34km データ

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    四尾連湖 市川三郷トレイル 34km レポ

    • 2015.10.18 Sunday
    • 15:51



    ハセツネ前のトレーニングを兼ねて、山梨、市川三郷トレイル34kmを走ってきました。

    昨年は確か3時間43分とかそのぐらいでのゴールで総合6位、優勝はDMJのハセツネでサブ9のWさん。
    昨年優勝のWさんは今年の招待選手で、再開。

    同じくハセツネ前の練習を兼ねて出場とのこと。
    昨年は約20分のタイム差をつけられているので、どこまで迫れるか。

    今回は良きライバルで練習パートナーのKさんとともに遠征。
    甲府の小さなビジネスホテルに泊まり、前泊で夜9時にはぐっすり眠りいつもの弾丸車中泊遠征とは比べ物にならない快適さ。前夜は絶景日帰り温泉のみたまの湯に入り美しい甲府の夜景を眺めながら茶褐色の温泉を堪能、ざるうどんを食す。日曜昨年中央道の大渋滞にはまったことから、ゴール後は入らずに帰ろうということで、前日に楽しみました。いやあ、この温泉は大好きですね。

    昨年に続き、今年も超快晴!会場からは南アルプスの北岳や間ノ岳が見えて、今日は登山も最高だろう!

    会場は早くから多くのランナーが集まり、リストを見る限りでは600名以上。
    願わくば昨年の記録を更新したいと、2列目、Wさんの後ろに並んでみる。

    スタート前、私の恒例の儀式が完了せず、ややアップを眺めに行い、少し離れたコンビニで儀式を完了。
    これが完了しないとどうも気持ちが乗らない。

    8時半まだ涼しいものの日向はけっこう暖かく暑くなりそう。タンクトップでスタートラインに並ぶ。
    多摩源流に続き、ノースフェイスの腰回り全体がメッシュポケットになっているパンツに350mlと125mlのソフトフラスクを入れてバックなし、ボトルポーチなしの最軽量装備でスタート!

    昨年の勝者Wさんが先頭で行く。

    いまいち体が重い。。。とにかく突っ込むといい走りができないので、徐々に後退、16番手ぐらいでトレイルに入る。
    この大会は最初のこの登りが最も長く、そのあとはけっこう走れるセクションが続く。
    ということで無理に走らずひたすらパワーウォーク。
    去年も入りを抑えて後半かなり順位を上げた。

    だが、今年は抑えているつもりでもいまいち体が動かない。
    そうこうしているうちに先行していたKさんが減速。むむ?ちょっと様子がおかしい。Kさんはけっこう入りで突っ込んで粘るタイプの走りなので、ここで早くも抜くのはおかしい?

    ハセツネに向けだいぶ走り込んで疲れていたようなので、疲労が取りきれていないかもしれない。

    この登りでもけっこう抜かれたが、淡々と進む。

    登りが終わると、走れるトレイルと下り、四尾連湖に出る。この小さな湖が美しく、湖畔にすごくいい感じのキャンプ場がある。
    この湖で釣りでもしながら、このキャンプ場でキャンプするのも良さそうだと、昨年も思った記憶。
    四尾連湖を過ぎるともう一つのピークに向けて登る。ここで昨年の覇者DMJのWさんが見える。

    「!なんとあのハセツネサブ9のWさん!」
    ちょっとテンションが上がる。
    昨年はスタート早々に最初の登りで完全に突き放された。
    だが、追いつくには至らず、時々チラチラ見えるものの、徐々に離される。

    水分をあまり携帯していないので、各エイドでスポドリをコップ2杯ずつ一気飲み。
    後半暑くなった時脱水になると足がつって失速する。

    一番きつい急登のピークからは素晴らしい富士の絶景が拝めた。
    そこからがこのレースの醍醐味。非常に走れる気持ちの良い稜線トレイルが続く。
    ここまで登りの体はやや重な感じだったが、ここからはけっこういいペースだったと思う。
    集中して獣感を感じながら森の中を駆け抜けてゆく。
    後半ながーいロードがあるので、そこはしっかり走れるように考えつつ、かなり攻めた。
    小さな登りも極力走った。

    「昨年の自分は超えたい」

    前にも後ろにもランナーの気配は完全に消えた。
    しかしスタート後の登りで多分まだ13〜15人はいるはずだった。
    なんとかトップ10、いや一桁を狙いたい。

    しかし、かなりいいペースで攻め続けるも、全く前に気配がない。

    自分はこういう単独走が好きだ。前後に気配があると、どうしても気になってしまい走りに集中できない。
    全く気配がないから自分の体と対話しながら、集中して進めた。

    一旦ロードに出るエイドでもスポドリを2杯一気飲み。
    下りはkm4分〜3分50ペース。
    再びトレイルに入ると、こっからロードに出るまでながーい爆走ダウンヒル。
    走りやすいトレイルなので楽しいですね。

    今回は下りを攻めるという課題を持ってスタートしたので、可能な限り攻めました。
    だが前は一向に見えず。。。

    ロードに出るところにエイドがあったのに今年は
    「ない!」
    ちょっと焦った。

    昨年も思ったが、ここから約7km?のロード。下り基調なのだが
    「ながい・・・」
    このロードあと3km短くしてほし〜なあ・・・
    しかしここも踏ん張りkm4分15〜30で走り抜ける。
    ロードを終わる頃に遥か彼方に1人前に見えるが、追いつける距離には思えない。

    しかし、最後「桜坂峠」という小さなピークを超えるのだが、昨年ここで一気に4名抜いて初の一桁順位を達成したので、諦めずプッシュ。
    やっと桜坂峠の登り口に着き、急坂を登り始めると「うおおお、あしが、あしがああ・・・」
    一気に乳酸スパーク。しばらくゆっくり登り乳酸を流す。

    最後の桜坂峠をプッシュし続けるも一向に前は見えず、諦めかけていると

    「いた!!」
    一人発見!だいぶ失速している。
    ロックオンし追いかける。そしてパス!
    完全に売り切れた感じで、一気に放す。

    すると!遥か前にもう一人見える!
    ちょっと追いつけるか微妙な距離だが、ロックオンし追いかける。
    なかなか近づかない。

    最後のピークを超えると前に一人下っているランナー発見!
    マックスモードに入れて全開で追う。

    そして最後のエイドでキャッチ!
    コーラを一気飲みし、先にエイドアウト。
    登りで追いついてきたので先行させると、すぐに足がつったようでストップ!
    ここでスパート!引き離す!

    下りは昨年Kさんを追いかけて全開で下ったイメージで、可能な限り攻めていると、なんとまた一人キャッチ!
    一気に抜き去り引き離す!
    するとなんと!さらにもう一人下りでキャッチ!!
    こちらも一気に抜き去る!

    苦手だった下りが強くなった気がする(笑
    最後の下りで攻めまくったので、下りのあとの約3kmのロードはきついだろうと予測していたが、とにかく粘るしかない。

    下りのトレイルを抜けてロードに出る。さすがに足が動かない!
    とにかく腕を振って、無理やし足を前に出す。
    km4分30がやっとで4分40まで落ちたり、呼吸も上がってしまい、オールアウト寸前。
    さらに500mぐらい前にもう一人見えるが、もう追う力がない。

    むしろトレイルの下りで抜いた後ろに抜き返される恐怖との戦い。
    一人見えてきている。
    「ぐおお、くるしい!!」
    ハムが張りすぎて足が前に出ない。
    ピッチを上げてとにかく腕でなんとか足を前に出すが4分40キープもきつい。

    とにかくハセツネに向けて最後まで追い込み切ろうと、ダレないように攻めた。
    終盤だいぶ抜いたので、もしかしたらトップ10に入っているかもしれない。そう思って、ヒーヒー言いながらゴールまで全開で行った。

    そしてゴール!!時計は3時間34分!!よし!昨年よりだいぶ速いぞ!

    ゴールした瞬間しばらく動けないほど追い込んだ。
    「いったい何位だ?」

    完走証をプリントアウト。
    「がーん・・・」
    総合11位・・・年代別7位

    ああ、あの前の人に追い付ければ。。でも無理だった。

    くそ〜っ

    悔しかったが、昨年から9分更新。昨年の覇者DMJのWさんは5分前でゴールし7位だったそうだ。
    そのことからも今年はレベルが高かったと言えるだろう。
    昨年Wさんは3時間26分台で優勝しているが今年の優勝タイムは3時間16分?昨年より10分も速い。

    Wさんは昨年ハセツネで8時間台サブ9を達成しており確かトップ20入りしたはずの日本のトップランナーだ。
    Wさんと5分差でゴールできたことは結構自信になった。

    だが、練習不足走り込み不足は否めない。ハセツネの74kmではそのレベルまでいけないのはわかっているが、サブ10の希望は少し感じた。

    今日も後半しっかり上げられたし、追い込み切った。
    あとはしっかり疲労を抜いてハセツネに挑戦したい。

    一緒に行った昨年6、7位争いをしたKさんはやはり疲労が濃く、やや遅れてゴール。

    昨年中央高速の大渋滞で泣きを見たので、速攻帰宅準備し帰路へ。
    おかげさまで15時半には帰着。

    いい遠征でした!

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    初ハセツネの前に 市川三郷トレイル34km

    • 2015.10.13 Tuesday
    • 23:21
    シーズン3本目の目標レースハセツネカップ。 やっと得た出場権。
    だが、、、
    新しい仕事となり、日々必死だ。
    約2年半離れていたPCとにらめっこするオフィスワークへの耐性が劇的に退化している。
    覚えなくてはならない作業や手順は凄まじく多い。
    1日が終わると自分の目が疲れてIphone を見る気にもなれず、通勤の電車の中では本を読むようになった。
    前職は肉体労働であり、単純作業の繰り返しであった。
    仕事が非常に良いトレーニングになったが、作業時間は毎日12時間、
    「仕事のやりがい」、ということを考え始めると非常に難しい仕事だった。

    だがそれだけに、ランへの意欲は大きかった。
    自分を表現できる場所はそこしかなかったから。
    誰にでもできる、誰にも感謝されない仕事だったが、それだけにランで爆発させたいというエネルギーの充電はできていた。
    でも今はやりがいのある仕事を頑張る時、多くの集中力をそちらに向けているせいか、ランへのモチベーションが上がらずにいる。

    全くどうして自分はこうも弱いのだろうか。
    仕事があって、毎日ご飯が食べられて、好きなランもできる。
    それだけで十二分に幸せなはずなのに、満足するべきなのに、いつも無い物ねだりをしているように思う。
    もっとシンプルに単純に生きれないものか。

    なれない仕事に四苦八苦するだけで練習意欲に陰りが出るとは、、我ながら情けない。
    それでも練習意欲がどうしても上がらず、ハセツネへの意欲も時々火がつくのだが、すぐに鎮火してしまう。
    試走は結局後半部分2回のみ。 前半はもう諦めた。

    でも、レースは好きだ。 だが、練習意欲がどんどん低下している。
    もう40km以上の山連は一人ではできそうにない。
    練習ができていなければ当然レースの結果は落ちていくだろう。

    ハセツネ前に昨年ライバルKさんと激烈バトルを交わした市川三郷トレイルにエントリーした。
    距離は34km。かなり走れる爆走系トレイルでハセツネの準備には合っていると思う。
    どれぐらい走れるかわからないが、Kさんと一緒に遠征するからまたバトルしたい。
    市川三郷トレイルの近くには「みたまの湯」という超絶景パノラマ露天風呂がある。

    この風呂は非常に楽しみだ。 私の知っている日帰り温泉施設で最も絶景の露天風呂。
    去年は6位に入り、気持ちよく風呂に浸かった。
    今年はステップアップできるだろうか? 今のコンディションでは難しいかもしれないが、ベストを尽くそう。

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    第2回 甲斐の国「市川古道」四尾連稜線トレイルラン34km レポ

    • 2014.10.24 Friday
    • 01:06


    10月19日、第2回 甲斐の国「市川古道」四尾連稜線トレイルラン 34kmに参戦。

    「市川三郷トレイル」と覚えていたが、正式名称は上記の通り。「しびれりょうせん」と読みます。
    最近のトレイルレースは名前が覚え辛い!!
    9月の上州武尊も120kmは「上州武尊スカイビューウルトラトレイル川場村 山田昇メモリアルカップ」
    66kmは「みなかみ町スカイビュートレイル60」となっていたが、スタートのアーチにはさらに「ハピネスカップ」
    が付け足されていた。
    もはやどれが正式名称かも解らない・・・

    話が脱線しました・・

    さて、18日土曜日は夜9時半までガッツリ仕事。なぜか大事な大会前に仕事がハードになると言う現象が
    STYから続いている・

    会社そばの銭湯に入り、すぐに車を飛ばして山梨を目指す。
    「肩こりがひどい、首が下に向けない」
    職業病か。急に重労働になったせいか、とにかく首回り肩周りがガッチガチ。

    中央道で強力に眠くなり、なんとか境川SAまでたどり着き、速攻車中泊。
    車中泊もなじんで来て、家で寝るのと変わらず熟睡できるようになった。
    朝6時起床し、会場を目指す。
    スタートは8時半。会場には6時40分頃到着。
    すぐに、テーピングを施す。

    今回はここ2日間非常に快晴だった事もあり、当日も快晴でトレイルコンディションが良さそうだった事、距離が34kmと短い事、後半ロード区間がかなりある事、を考慮して初めてロードシューズを使用する事にした。

    仕様シューズはアディゼロMana7。
    私の愛用ロードトレーニングシューズ。つま先部分がイボイボしていて、ある程度トレイルでもグリップが期待できるし、ハセツネやスカイランニングでも使用しているTOPランナーを見かけた事があり、ロードシューズとしてはトレイルに向いている部類と言えるだろう。

    しかし、足首、踵のホールド感などは、愛用のサロモンスピードクロスに比べるとかなり劣るので、怪我防止の為にも足首周りは特に入念にテーピングで固めた。
    テープはいつもの3Mセラポアテープ(キネシオ同様の伸縮性、業務用36m巻き)

    思っていたよりかなりランナーも多く、会場は賑わっている。受付もスムーズ。
    トイレも村役場周辺の施設が軒並み開放されていて、館内2階のトイレで待ち時間ゼロですっきり。
    レース前のトイレがすっきり行くかどうか、これがレース前の最重要事項ではないか?いまいち歯切れ悪く終わるとレース中に「大」問題が発生する。

    34kmレース前の食事。
    私はショート系のレースは40分間ぐらいかけて入念にアップし体を温め、心拍も上げてからスタートする。
    前半からそれなりに追い込む事を求められるので、そのときに胃の消化に血液を採られたくない。

    なので6時起床後にバナナを1本+スポドリ(ぬるいやつ)+スーパーの草餅1個をたべ、
    スタート1時間半前にバナナ半分+草餅2こ+スポドリをちびちびと500ml

    今回携帯する補食はランパンのリアポケットにクリフのショットジェルエスプレッソ味1こ+塩飴2こ+仏購入のデカトロンジェル1個+フルーツゼリーバー1本を入れ、それのみを携帯。
    トレイルレースで初めてボトル類無しでスタートする事にした。
    受付時に大会役員の方にノーボトル出走が問題ないか念のため確認したらオーケーでした。

    初めてのロードシューズ、初めてのノーボトルスタート。結構不安だった。コースももちろん試走無しで知らない。

    頭には「コース中最高点蛭が岳通過は約10km、そこまでは基本登りなので抑える。」
    「蛭が岳後、走れそうなアップダウンだがハイになりすぎない」
    「アップダウンの後、結構きつそうな下りがあるので、そこで足を終わらせない」
    「下りきった18kmあたりにエイドがあり、その後のエイドまで10km以上あるので水分補給は十分にして、最後のトレイル区間、桜峠までのロードでプッシュする」
    「各エイドでは素早くスポドリを摂取する」

    この5点をしっかり刻み込んだ。
    前回の上州武尊66kmでも試走ゼロで、大まかなコースプロフィールからのレースイメージを敢行して、とても良い感触だったので、再度ショートでもそれが出来るか挑戦。

    スタート前アップしている人は少なかったように感じるが、私は一人ゴール地点を確認し、2kmさかのぼり、またゴールに向けて戻るルートで始めはジョグから20分暖め、徐々に腿上げやサイドステップやツイストステップ、スプリントなどを繰り返し、心拍を上げ汗をかいた。計6kmぐらいはアップで走った。
    アップでの体の感じは可もなく不可もなくと言う感じだが、何せ肩こりが絶望的で気分は優れない。

    それでも快晴の中走れる喜びが大きく、ワクワクしながらスタートラインへ。
    一番前はちょっと気が引けるので2列目13番手ぐらいに並ぶ。
    やはり最前列は走力のありそうな軽装ランナーが集まる。
    DMJの方はキタタンや道志などでも上位の明らかに格上の方も。
    後一人、唯一同じようにアップしていたアディゼロ匠戦の完全ロード仕様の黒々と日焼けされたランナーさんが強そう。
    さらにはサロモン・キリアンファッションをつま先まで決まっている長身の外人も、ひょっとすると超強いのでは??

    スタート15分前に念のためアミノバイタルジェルを飲み、いよいよスタート!

    市川三郷町の商店街を走り抜ける。
    すぐに5番手ぐらいになってしまった。時計を見るとkm3分50。ほんとかな?またGPSがちょっと誤差を出しているのでは?自分では4分20ぐらいの気分。でもやはり4分フラとか3分55をさし続けるのでそれぐらい出ているのかも。あまり早い感じはしない。

    やはりDMJさんとBuffをつけた2名がかなり速く、先導する感じ。
    長身の外人に話しかけてみると、私が以前仕事をしていた国の方で会話が弾む。
    なんと日本の住まいも同じ!とのことで
    「ゴール後また!良いレースをね!」と言って、先行した。

    町を抜けると小道を抜けて山の麓の神社の脇からすぐに蛭が岳に向けてのトレイルの登りが始まった。
    走ろうと思えば走れるが、結構良い傾斜で木段も頻繁に出てくる。
    私の中のある斜度を超えると、私は基本走らない。膝をプッシュでパワーウオーク。
    周りのランナーはみんな走ってる。
    でもパワーウオーク。
    DMJさんとBuffさんは相当な早さで駆け上がって行くので、着いて行くとつぶれる事は明白。追わない。茶髪の若そうなランナーがこれに続く。
    5名先行し視界から消えてゆく。6番手に見えるのは、STYで竜が岳の下りで猛スピードで抜かれ、本栖で私がグロッキーになっている所で一言二言かわした、ラガーマン体系のがっちりランナー、7番手に黒々と日焼けした匠戦のラオウさん。そこから
    小柄グリーンシャツ、伊豆トレイルジャーニーシャツ、オレンジシャツ、私の順番で登りを進む。

    私の目の前20mぐらいを行く小柄グリーンさんは生きがいい走りで、結構ペースを上げ下げしている。
    ラオウは淡々と自分のペースを刻むようだが、時々急登で足が重そうだ。
    ジャーニーさんは長身のイケメンで、青梅高水山でも私とずっと前後を競り合い、ラスト4kmぐらいで置き去りにされ現在1敗中。力のあるランナーである事を知っている。

    結構いい感じの登りが続く。ここからオーバーペースになればたかが34kmされど34km。
    34kmは短いようで後6kmで40km。ミスをすれば後半十分つぶれられる油断大敵な距離。
    圧倒的にネガティブスプリットが自分に合っていると確信している今、蛭が岳までの登りはかなり気持ち的に余裕を持ちながらパワーウオーク多様で進む。
    しかしながらこの3人は視界にとどめておきたい。
    最初の小ピークを過ぎると杉林の走りやすいダウンヒル。
    あっという間に誰も見えなくなってしまった。
    やはり私は下りが遅い。
    実際後半を見据えて小股で大腿四頭筋の消耗を極力抑えて下っているのだが、抑え過ぎだろうか?
    下りのペース配分と言うのが最もトレイルで難しいように思う。

    下りきると四尾連湖半の非常に気持ちの良い締まった走りやすいトレイルを走り抜ける。

    鏡のように穏やかで美しい四尾連湖

    とてもいい感じのキャンプ場で、キャンプしているファミリーが応援してくれる。
    「気持ちいい!!」
    完全にフラットなトレイルなので、km4分30ぐらいで走り抜ける。

    下りで見えなかった小柄グリーン、ラオウ、ジャーニー、オレンジにもジワジワ追いつき、湖からそれて登りに入ると追いついた。

    またしばらくアップダウンを繰り返しつつ登り続けると、最初のエイド。
    「スポドリください!」
    と声かけして、素早くスポドリを一杯のみ、5秒ぐらいでエイドアウト。オレンジ、匠戦ラオウに続き11番手通過。

    結構走れるシングルトラックが多くスピードレースだ。黙々と急登や崖のような下りを下るハードレースもやりがいはあるが、こうした気持ちのよいシングルトラックを、獣のように駆け抜けるスピードレースもまた良いもの。
    「我慢大会」
    ではなく、「レースをしている」感が強い。

    コースが左に曲がるといきなり凄い急登出現!恐らくここが蛭が岳への最後の登りだ。
    ここはさすがにスピードが落ちた。オーバーペースにならないように膝を押しまくり、体の声に耳を澄ます。
    この登りに入る前に私の目前ではめまぐるしく展開が変わっていた。
    小柄グリーンが、ジャーニーを抜かし、更にペースアップ、匠戦ラオウを引きつれて先行、ジャーニーがやや遅れて私の前10mで蛭が岳を登り始めていた。オレンジシャツは蛭が岳手前でパスし、10番手で蛭が岳の急登に入る。

    ジャーニーの登りの足取りは重い。その先には匠戦ラオウ、小柄グリーンが快調に飛ばし、蛭が岳では既に見えなくなっていた。STYで負けたラガーマンも既に視界から姿はなく、あの体で驚異的な登坂力だ!
    しかしながら、私自身後半で抜かす気満々であり、
    「まだまだ、抑えて、きっと追いつける。今はまだ上げられないし、上げる時じゃない。ロードまで我慢だ!」
    と心の奥に闘志を燃やしつつも、目の前のジャーニーをじわりじわりとつめて行く。

    蛭が岳山頂でぴたりとジャーニーの背後につける。
    右には富士山!左には甲府盆地と八ヶ岳の絶景!!
    写真取りたい!と思うが、今日はレースをしに来た。
    「さいこうですね〜!」とスタッフさんに声をかけて、下りに入る。

    蛭が岳の下りは手強かった。短かったもののロープや木々に捕まりながら下る急下り。
    ここはロードシューズは怖かった。かなりザレていて、止まらないのだ。
    ここまでの登りやフラットはやはりその軽量さに大きなアドバンテージを感じたが、恐れていた急下りは、やはり怖かった。「あ〜ここだけスピードクロスに履き替えたい!」
    せっかく追いついたジャーニーにまたみるみる離されて行く。は、はやい!

    しかし、私は八ヶ岳の捻挫で学んだ。「トレイルでやばい怪我をしてはならない。」
    怪我をして走れない事の方が、下りで遅れて一つ順位を落とす事よりも辛いし苦しい。
    だから、怪我するまでのリスクを負うべきではない。
    八ヶ岳の怪我で学んだ私のマイルール。

    なので、そのマイルールの範囲内で限界まで追いかけるが、あっという間に見えなくなってしまった!!

    やはり下りを改善しなくては・・・

    せっかくずっとペースメーカーにしていた小柄グリーン、匠戦ラオウ、ジャーニー3人とも全く見えなくなってしまった!!
    ・・・俺が弱かった・・・
    ちょっと落ち込んだ。

    完全に単独走で蛭が岳後の走れるアップダウンを進む。
    実に気持ちのよいふかふかのシングルトラック。
    こういう所はアディゼロMana7は最高だ。

    しばらく行くとスタート直後に先行して見えなくなっていた3番手ぐらいを行っていたはずの茶髪のヤングランナーが落ちて来た。足取りは重く、オーバーペースで潰れてしまった感じだ。
    緩い登りでパスすると、つぎは何とSTYで叩きのめされたダウンヒラーのラガーマンが見えて来た。
    先ほどまでの小柄グリーンとジャーニー、匠戦ラオウはいずれも見えてこないのに対し、スタート直後に振り切られていた先行ランナーが遅れて来た。

    「おーし、STYの借りは返すで〜」
    ロードの下りに入る手前のトレイルで短いが凄い急登が出現!
    この登りでラガーマンをとらえる。

    登りきるとロードに出た。
    あれ?長い下りはひょっとしてロード??
    こんな所にロードがあったっけ?
    エイドではスポドリとクッキーを一枚頂き10秒でエイドアウト。

    ロードの下りは4分km〜3分50kmペースですすみラガーマンを振り切る。
    少し行くとロードからまたトレイルに入った。
    この下りはなかなかきつくて長かった!
    細かいつづら折れを繰り返し、ややザレているため慎重にならざる終えず、ブレーキで大腿四頭筋をかなり使った。

    一度なぜか気がつくとコースを外れており、一瞬上州武尊のロストの悪夢の再来かと焦ったが、すぐにルートを見つけ復帰。しかしこのロスでラガーマンにまた追いつかれる。
    この下りはリボンも道標もなく、若干不安になったが、下りきる手前に道標があった時はホッとした。
    この長い下りでクリフショットジェルを飲んだ。
    ショットジェルはかなり濃厚なジェルで、味が濃いのだが、あけたままもって走っても粘度が高くこぼれないので、袋を持ちながらちょっとづつ口に含みながら走れるので、意外とショートレースに使えると判明。
    むしろロングの方がこの濃い味に飽きてしまって食べ辛い時がある。

    ここから長いロードだ。手前のエイドでは十分な水分補給、エネルギー補給が必要だ。
    エイドに着き、スポドリ2杯(約150ml)を飲み干し、食べ物を探すが「かりんとう」とか「ソーセージパン」などで
    今の私が摂取したい感じのものが見当たらず、「飴」を一つ口に入れてロードに駆け出す。
    エイドストップは15秒ぐらい?

    4分30ぐらいでプッシュするつもりだったが、やはり長い下りで予想以上に足にダメージがあり、下手をすると攣りそうなので、4分55ぐらいでロードに入る。脹脛、大腿四頭筋がかなり張っているので、それをほぐすような感じでゆったり走る。徐々に足がほぐれて来た感じがあるので、骨盤のツイストと腕振りを意識して、なるべく足で走らないように徐々に4分45〜35ぐらいで走る。
    結構頑張ったが、視界300m先までには全くランナーの気配無し・・・

    「今回はこの順位で確定か・・」
    若干守りの姿勢に入りかける。
    結構このロードは長く感じた。
    誰か一人でも見えてくる事を期待したが、結構視界のいい先まで気配はなく、25kmから始まる最後のトレイルの登り「桜峠」の登りに突入。入り口のスタッフの方に「10位以内」である事は確認。
    長い下りからの下り基調のロードでプッシュして来た為に、さすがに疲労感が強い。
    桜峠の登りはひたすらパワーウオークで進む。日差しが暖かく、気持ちの良い登りだ。
    全く人気が前後になく、ゴールまでの単独走を覚悟。足の感じで後ろから追いつかれる事は無いと言う確信はあったが、追いつく気配もない。

    淡々黙々と進んでいると、ブラインドカーブの先に突然現れた!!
    なんと!ロードでは全く見えなかった、蛭が岳では完全に引き離されていた「小柄グリーン!」さらにスタート直後の登りで4番手辺りで先行していた「ネイビーシャツ!」なんと更にその20m前ぐらいに「ジャーニー!!」いきなり3人が見えて来た!!

    「うお!急に来たぞ!」予想外の展開に驚く。
    淡々とパワーウオークしていたが、意外と良いペースだったようで、そのままのペースで小柄グリーンとネイビーシャツにはあっという間に追いついてしまった。急にちからが湧いて来て、やや急な登りで走って抜かすと一気に差が着き、20前の「ジャーニー」まで5mの所まで追い上げる。

    これはきっとあの「匠戦ラオウ」にロードでやられたパターンだろう。
    そう予測できた。
    ジャーニーさんは青梅高水で完全に私は敗北していたので、もう追いつく事は無いだろうと思っていた。

    しかし、下りは絶対的に私より早い事は明白。作戦を必死で考える。
    「桜峠の下りでは絶対に向こうが速い。ピークの前に抜かして出来るだけ差を付けて下りに入るか、背後に食らいついてはなされないように粘り、ゴール前のロードでなんとか追いつめてゴール勝負するか」

    レースのこんな最終局面で、場合によってはゴール勝負に持ち込むか否かを考えられると言う事自体が楽しくて仕方が無い。
    ここまで競り合えると、レースをしている感があって、武者震いがくる程楽しい。
    「ジャーニーさん、おいらはあんたと競り合えてうれしいぜ!」

    桜峠ピーク手前でジワジワと差をつめる。3m。後3mでピークを越えた。
    頂上からは甲府盆地とそれを囲む山々が一望でき、すばらしい景色!
    走りやすい草地のトレイルを下る。

    下りに入るや否や、また差が広がり始める!
    「ぐぐぐっ、。つ、強い。まだ足取りがしっかりしている。登りのペースダウンは得意の下りを活かす為のものだと解る」
    「ここは食らいつけ。視界に見える範囲で下りきれば、ロードで追いつけるかもしれない!」
    必死に鞭を入れる。

    足は相当限界に来ている。
    下り入ってすぐに最後のエイド。桜峠でかなり暑くなって来て汗をいっぱいかいたので、コーラを3杯約250ml一気飲み。ジャーニーさんの3秒後に続く。

    桜峠の下りは予想以上にウェットで根っこや急な段差が激しく、テクニカルで捻挫リスク大な感じだった。
    必死にジャーニーさんの背中を追うがどんどん離される。
    「ダ、駄目だ!これ以上は押せない」
    足も限界だし、これ以上飛ばすと、いつ転んでもおかしくない。
    悔しいが、またジャーニーさんにはかなわない。。

    意外と長い桜峠の下りを限界スピードで下り続けていると、突然再びジャーニーさんの背中が見えてくる!
    「なに!急減速?俺が速くなった?足攣った?」
    とにかくいきなり10m差になり、同時に桜峠のトレイルダウンヒルが終わる。
    ロードに出て、ジャーニーさんの背中を必死に追う。
    ラスト2.5km!!

    「これはもうゴール勝負だ!!」
    覚悟を決めた。
    ロードでは絶対に逃がさない。後は気持ちの勝負で絶対に勝ってやる!

    フラットなロードに入り、ジャーニーさんを10mで追う。
    ロードのスピードはどうだ?スプリントは強いのか?ワクワク、ドキドキ

    とにかく今は前に出ずに、ジャーニーさんの足の残り具合を観察しよう。
    そう思っていると、ジャーニーさんがどんどんペースを落として来た!
    「なに!さすがだ!わざと落として俺を前に出す気だな?」
    そうはいくかとペースを合わせて落とす。

    すると、更にペースを落として来た!
    「え〜!更に落とす!露骨だな」
    km6分以上まで落として来た。
    差が5m。さすがに止まる訳には行かないだろう・・
    「いったん抜いてダミーのスパートをかけてから、失速した振りをして再度ジャーニーさんを前に出そうか・・・」
    色々考える。
    どうする、どう走る。今度こそジャーニーさんに勝ちたい。

    と、その時!!
    「うお!!と、とまった!!」
    なんと先行するジャーニーさんが立ち止まったのである。
    これは完全に想定外!!一瞬パニックに!
    しかし、すぐに原因が解明される。
    ジャーニーさんは止まるや否や、ストレッチを始めたのである!

    「攣ったか!!」
    足攣りはレースのうちだ。すかさずスパートし一気にペースアップ!!

    「どおりゃあああ!!」
    ゴール勝負のつもりだったが、チャンスはいきなり来た。
    でも、予想以上に自分の足も終わっていた!
    ペースアップしたらいきなり右脹脛はぎゅんっ!と上に上がって来て攣りそうになる。
    やばい!こっちも攣ってしまったら同じだ。
    とにかく攣らないようにフォアフットランせず、ヒールストライクでなんとか脹脛をほぐす走りで粘る。
    「攣るなー攣らないでくれ〜」
    もう足のキック力は無く、骨盤ツイストと腕振り、気持ちだけで走る。
    どうも4分50ぐらいしか出ていない感じだ。

    ジャーニーさんは走りだしたがかなり離れていた。
    「後はゴールまで出し切るのみ!!」
    残った力を全て振り絞った!
    また市川三郷の町に入り小道を抜けて商店街へ!
    「市川三郷トレイル」の横断幕が見えて来た!

    やった!トレイル歴1年11ヶ月での過去最高位更新だ!!
    最後の最後まで熾烈なバトル、凄い楽しかった!!
    ああ、やっぱりトレイル最高!!

    そしてフィニッシュラインを切った!
    最後の最後までプッシュし続けたので、足はビリビリと激痛、しばらく動けない。でも出し切った充実感、故障あけから「おんたけスカイレース」「上州武尊66km」を経て成長できている実感。嬉しかった!

    結構上位に来たので、もしかして年代別表彰にかかったか?
    と完走賞を頂く。
    「お。おしい!」
    あと一歩およばず・・・

    でも、現状としては大満足だ。

    激戦を繰り広げたジャーニーさんとレース後に意気投合し、良きライバルは、良き仲間として新しい広がりがあった!
    ジャーニーさん本当に楽しいレースをありがとう!
    また激アツバトルを出来る事を楽しみにしています!

    スタート直後に話した外人さんとも仲良くなり、また新しい仲間が増えた。

    山梨はトレイルランの普及が凄く積極的で、主催者の皆さんも大会への思い入れが強く、これからも発展して行ってほしい大会だ。
    コースもバランスが良く、楽しめたし、10月の関東近県レースとしては、これからのマラソンシーズンへの準備も含めロードランナーにもお勧めできる良い大会だと思います。

    そして何よりも会場から10分程行った「みたまの湯!」このおふろがすばらしい!!
    今まで入った日帰り温泉で、私のナンバーワン確定です。
    視界一杯に広がる甲府盆地と八ヶ岳を始めとする壮大なパノラマが一望できる、ポイントとしては湯船につかった状態でその景色が見えると言う事に大感動!!
    夜はきっと夜景が凄く奇麗だろうし、雪景色なんて言う間でもありません。
    このおふろの為だけに行く価値のある大会でした。

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    市川三郷トレイルレース 34km 初ロードシューズで今年初TOP10入り

    • 2014.10.20 Monday
    • 00:03


    ハセツネゼロ関門DNF組として行ってきました 山梨県「市川三郷トレイルレース34km」
    上州武尊に続き、最高の晴天に恵まれぜっこうのレース日和。

    ハセツネの翌週と言う事もあり、強豪選手が少ない事を期待して、密かに上位入賞を狙ってエントリーしていた当大会。

    エイドも比較的豊富にあり、完全ノーボトル、携帯補給はランパンのポケットにジェル2個と塩飴のみ+ 初めてのロードシューズ(アディゼロMana7)と言う、超軽装仕様で挑戦してみた。

    前半から終盤にかけて壮絶なバトルが繰り広げられ、私の今までのトレイル経験の中でもっとも「レース」した1日でした。

    今回もうまくペースメイクでき、目論見通り、TOP10内を獲得!!(約450名エントリー中)
    過去最高順位を更新しました!

    レポはまた後日更新します。

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