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  • 2017.03.10 Friday

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    アイシングの効果

    • 2016.05.17 Tuesday
    • 09:07
    道志村トレイルゴール後、次の日曜は万里の長城マラソンを走らなくてはならない現実を思い出し、なんとか最善のリカバリーをするため、6時間10踏ん切りという、破壊的好タイムを出したKさんと、近くの河原へ。

    藪漕ぎして、綺麗な川にドボン!

    めっちゃ冷たくて気持ち良い!
    道志村トレイルの鬼コースを攻め続けた足をしばれるまで冷やす。

    水中の岩に手をついて川から出ようとすると、岩に付いていた、苔が手に着いた。

    手に着いた苔を取ろうとすると、苔が動いている…。
    一瞬目を疑うが、3mmほどの黒い物体が無数に蠢いている。

    き、きも!

    よく見ると足にもウニョウニョ。
    ひー!

    岩にびっしり付いているのは苔ではなく
    ヒル!

    まじかー!ヒルは水中に生存するのか!
    おそらくこの岩には10000匹ぐらいのヒルが苔の様に群生している!

    慌てて身体中をチェック。
    10匹ぐらい除去。恐ろしや。

    しかし、足はしっかり冷えていい感じ。
    道志の湯近くの車までは、ダウンを兼ねて歩いて行き、恒例の紅椿の湯へ。

    昨年よりちょっと混んだけれど、それでも十分のんびり、温泉を堪能。

    水風呂インターバルで、さらにアイシング。中6日で、どれくらい回復できるか?


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    2016道志村トレイルレース レポ

    • 2016.05.16 Monday
    • 08:41

    レース翌日、絶賛全身筋肉痛にて、出勤。
    もう、来年は絶対出ないと心に誓いつつ、レポ。

    もう4年連続で出ているのに、4年連続で御正体山と鳥の胸山のニセピークに騙され続ける自分の記憶力なさに、あきれます。
    さて、今回も今年に入りメキメキとパワーアップしているライバルKさんと以前奥久慈でご一緒したHさんとIさん4人で前泊遠征。

    私が初めて道志村にチャレンジした時、前泊した 北の勢道 と言う民宿に泊まる。





    北の勢道さんの名物は旧館の茅葺古民家。こちらにも宿泊できますが、座敷童子が出るとか?笑

    今回は特にオーダーせず、本館2階の
    20畳を4人で使うと言う贅沢な使用。

    最近は少なくなった、昔懐かしい民宿で、畳の大広間で宿泊客みんなが長机でご飯。

    筍の煮物やゼンマイなど、ご飯が大変美味しく三杯おかわり。

    9時過ぎには就寝。
    何せ道志はあさ7時スタートなので、遅く行くとえらい遠い駐車場になることもあり、5時半には会場入りしたいところ。朝飯が5時で起床4時半。
    夜は田んぼのカエルの鳴き声が凄い。
    たぶん一階の旧館は耳栓がないと辛い。

    朝飯を頂き、レース前最重要儀式の軽量化を試みるが不発。
    道志村は毎回朝早くて上手くいかない。

    本当は宿でゆっくりしたいのだが…。

    諦めて会場へ。
    私は会場の仮設トイレが苦手。並ばれているプレッシャーで、出るもんも出なくなるので。
    でも、なんとかひねり出し、半分ぐらい軽量化…。なんか不完全燃焼。

    急いでアップへ向かう。また故障明けの身なので、再発しないためにもアップは大事。

    道志村名物のスタートダッシュは肝心なので、アップした方が良いと思う。

    スタートは3列目ぐらい。いつものメンバーが並んでる感じ。

    ああ、またあの苦しいばかりの1日が始まるのか…
    そう思いながら深呼吸。
    朝7時スタートの号砲!

    道志村のスタートダッシュの重要性はもはや有名らしく、みんな猛ダッシュ。
    バンバン抜かれる。
    確かにダッシュしないと大渋滞しますが、この林道でレッドゾーンのオーバーペースでも、長くキツい御正体山の急登でやられてしまうので、加減が重要。

    私は昨年あと400mぐらいで届かなかった、女王大石選手のすぐ近くで登る。
    今年からトレイルに入るちょっとてまえから車線が絞られ渋滞対策?
    多分60-70番手あたりでトレイルに入る。故障あけと、練習不足でかなり慎重に入った。

    案の定、ペースは遅め。
    無理してトレイルまで突っ込んだランナーさん達が、中切れを多発。
    さらに後ろに道を譲らないので後方の渋滞が悪化。

    私だったら2、3人詰まったら速攻譲りますが、どんどん先は見えなくなる。
    譲らなくてはならないというルールも無いので、何も言えないけれど、オーバーペースで失速しているなら、どんどん譲った方が自分の為にも後ろのランナーさんのためにも双方にプラスな気がします。
    菜畑山、今倉山を超え、何度もアップダウン。苦しさは4年前から変わらず。

    途中わずかに体が動き、数名パスするも、御正体山手前の急登で失速。
    再度抜かされる始末。
    全くイメージ通りに体は動かずイライラする。

    多分御正体山は、50-60番手ぐらいで通過。明らかに昨年より遅い感覚。
    ハムストリングス、脹脛はすでにパンパン。

    ああ、もう今日は完全にダメな日だ…。
    気持ちがほぼ折れる。

    御正体山からの下りも、全くリズムに乗れず、体のバランスが悪く、何度も転びそうになる。
    練習でもレースでもしばらく使わなかったスピードクロス3を久々に履いたせいか、取り回し感覚がつかめない。

    道志は上りも下りも急でテクニカル。慎重にいかないと危険な箇所も多い。転んで怪我だけは勘弁ということで慎重に。
    この御正体山から山伏峠までの下りを力任せに飛ばしすぎると、その後の山伏〜菰釣間での大失速を招く。(私の場合)

    ので、慎重に抑えつつなるべくダメージ最小限で。
    この下りもなんだか全くリズムに乗れず、2人に抜かれる。

    左足の親指の爪のきわが前の丹沢練で切れてしまい、炎症を起こして痛い。下りで左足が踏ん張れず、体のバランスが悪いようだ。

    やっと大1関門の山伏到着。3時間26分
    昨年のタイムを覚えていないので、感覚的に10分から15分遅いと思っていた。
    レース後確認したら4分速かった・・

    私はトレイルレースの計画をほぼほぼ立てない。
    第一関門はどれぐらいで通過し、第2関門はどれぐらい、とか計画を一切立てない。
    大まかな大きなピークなどの距離と標高を少し頭に入れる程度で、後はひたすら感覚だけで走る。
    心拍計も持っていない。練習でも使わない。

    一度だけ過去トレイルレースで綿密に計画を立てたことがあるが、最悪のレースだった。
    目標タイムにこだわるあまり、その時々の自分の体調を無視し、体の声を無視して計画タイム達成に走ったせいで後半失速し良いレースができなかったのだ。それ以来、基本試走もしないし、計画も立てなくなった。
    私の場合、体の感覚によってあげられる時と、押さえるべき時が、その時の体調によっても異なるため、それに逆らってペースを配分すると失速する。なので計画は立てずに体が動いてきたらあげるし、オールアウトしかける時にはペースを落として、体が動いてくるのを待つ。

    とにかく体の感覚、足の痛み、疲労具合、乳酸の溜まり具合、呼吸の苦しさ、耳に聞こえてくる鼓動の早さと大きさを神経を集中して、今はあげられる時か、あえて抑えるべきかコントロールする。

    これには人それぞれ合う合わないがあるので、計画を立てた方がしっかり走れるランナーさんもたくさんいるし、私がたまたまその方法がマッチしなかったというだけ。
    GPSウォッチはしているが、ほとんど見ることはない。あくまで記録を残して後で見返すためのセンサーとして使用。
    今回も第一関門到着時と、第2関門到着時、最後の林道の下りで計3回見た。

    そんなわけで、第一関門で3時間26分の時間をみるものの、それが去年より速かったのかどうかもよく分からず、りっかさんに水をフラスクに入れていただき、梅干し一つと塩バナナひとかけ、チョコレートひとかけを頬張り、1分ほどのストップでエイドアウト。

    しかし、エイドからの登りで乳酸ドッバドバ。足が鉛のように動かない。昨年は登り始めはそうだったが、すぐに動き出して、その後の快走につながった記憶がある。
    でも今日は違う。ひたすら足が重くなるばかり。

    道志村の勝負所は山伏から菰釣山までのアップダウンをいかに走れるか、ここに尽きると思う。
    ここの細かいアップダウンは、リズムに乗ればかなり走る続けられるはずで、力尽きていると小さな登りのたびに足が止まる苦しい展開となる。

    それが痛いほどわかっているから、今日がそうならない気配に、気持ちが折れかかる。
    必死にパワーウォークしているつもりでも全く足が前に出てこない。

    後ろから軽快に登りを走ってくる音が聞こえて、さっさと抜いてくれと道を譲ると、ピタッと自分の後ろに着かれた。
    私は後ろにビタ付きされるのが非常に苦手で、着かれたらすぐ前に譲りたい。
    その時はあまりに自分の体の重さに自分が腹が立っていて、無理やり道を譲って先行させると、あまりに不甲斐無い自分自身にものすごい怒りがこみ上げてきて、頭の中で100回ぐらい自分のケツに鞭を入れた。

    「くそーっ!!動け、動きやがれこのヘタレめ!ぶっつぶれてもいいからこの区間は走れよ!くそったれ!」
    そう自分に怒鳴りつける。

    腹が立ったら、なんだか急に腹が減ってきた気がして、2本で75円の業務スーパーの激安スニッカーズもどきを口満杯に貪り、もぐもぐしながらノソノソ進む。
    幸か不幸か、このチョコバーを食べて5分ぐらいするとなんだか少し力が湧いてきて、走り始める。

    いままでどうも後傾気味でフォームが悪かったので、顎を引いて前傾気味に攻め気味のフォームを意識して、もう潰れる覚悟でくりかえす登りも極力走って超えた。
    不思議と集中力が上がり始め、スイッチが入っていく。

    次第に御正体山で置いて行かれたランナーさんたちを再び抜かし始める。
    スタートから、かれこれ4時間ほど経過、「どんだけエンジンかかるの遅いねん!!」
    などと思いつつも、一度かかったエンジンをエンストさせないように、もう後先考えず攻めた。

    さっき最悪にグロッキーな自分の後ろにピタッとついたランナーさんは何の罪もないのですが、自分に対する怒りの矛先が、なぜかそのランナーさんに向いてしまい、一度は見えなくなるまで離されたものの、じりじりとまた追い上げ、ガンガンにプレッシャーをかけて、菰釣手前の偽ピークでついにパス。

    この区間で8名ぐらいパスした。
    菰釣からの下りはまた急な上にガレガレの沢下り。
    ここでも3名パス。こっから道の駅まで長い林道。
    以前はこの林道が嫌いで嫌いでしょうがなかったけれど、マラソンを年1でやるようになって、なんとも思わなくなった。
    km4分30ぐらいで下り続ける。

    やっとスイッチオン。この林道でやっといつもの単独走に入る。
    道の駅では、御正体山で置いて行かれたランナーさんを再度パス。
    道の駅には5時間2分着。

    ここで2回めの時計を見る。
    「ん?昨年の記録まであと1時間半?」
    ゴールまで10km。サブ7は行けそう?

    と、初めてかすかな希望を見出す。正直感覚的にはあまりに悪すぎて、昨年より大幅におくれをとっているとしか思っていなかったので、そこまでひどく遅れているわけでもないのでは?とここで初めて思う。
    でもやっぱり去年の第2関門の通過時間など覚えておらず、鳥の胸山越えるのって1時間ぐらい?それとも1時間半かかる?
    なんてことを4回目なのに考える。

    フラスクに水を入れていただき、梅干しを2個、チョコを2かけらいただき、ここも2分程度でエイドアウト。
    「スタッフさんがまだ40人は通過してないよ!」
    と言うので、半信半疑ながら
    「え?うそ?まだ50人ぐらい入るのかと思ってた」
    とかすかな期待。

    まあ後はラスボスを退治してゴールまで爆下りをかますだけ。
    ただただ無心で第2関門からのロードをコツコツ走り、最後のトレイルへ。
    トレイルへ入ってすぐに一人パス。
    黙々とパワーウォーク。淡々と一定のリズムを刻み続ける。やっと体幹が安定して上半身の重さをうまく膝に乗せられるようになってくる。

    上に続く急登のトレイルには遥か彼方に数名見えるがとても追いつきそうにはない。
    とにかく昨年の6時間39分にできる限り近いタイムでゴールしよう、去年の自分に追いつこう、ただそれだけを考えて淡々と進み続けた。
    今年、ここまで横浜マラソンを含め、昨年の自分に負け続けていて、自信を失っていた。
    故障もしてうまく積み上げられなかった。3月4月の合計走行距離は120km未満。
    6月のモンブランマラソンや8月のCCC出場を控えていながら、これまでのラン歴で最も進化できていない自分にストレスを感じていた。

    3週間前の東丹沢で3ヶ月ぶりに山に入り、その次が上田バーティカル5km、浅間山で16km、先週末に塔の岳&三の塔17km、3ヶ月合計で山を走った距離が68kmあまりと、圧倒的練習不足の事実は変えられない。
    でも、とにかく追いかけるしかない。去年の自分の残像をイメージして追いかける。

    鳥の胸山は山頂手前が激烈に急傾斜となり、ロープが出てくる。
    必死にロープを腕でたぐり、足が持ち上げる体重を少しでも緩和する。

    つづら折れで後ろが見えると、なんと4名がかなり迫ってきていた。どんどん差を詰められている。
    明らかに追い上げられている。ここでまた抜かれるのはシャクだ。

    鳥の胸山は偽ピークが2つある。そう前日仲間が語っていたのを思い出し、その覚悟で登る。
    実際もう終わりかと2回思わされたがまだピークではなかった、でも3つぐらいあった気がする。この偽ピークも4年連続で出ているのに忘れている。俺の記憶力はどうなっているのか。。。毎年同じようにまだか!まだか!と毎回騙される。
    もうここでピークだろという最後の急登では、2名がもう10m後ろまで迫っていたが、ここで渾身のパワーウォークを打ち込み、最後のペースアップ。
    酸欠で手先がしびれ始めるが、もう距離的には8kmを切っている。

    鳥の胸山は本ピークが過ぎてもなんかアップダウンしていたというかすかな記憶はあったが、記憶を遥かに上回る激烈なアップダウンがこれでもかと連続する。
    もうこれで後は下りか!と6回ぐらい騙され、それでも
    「まだまだー!!」と可能な限り登りも走り倒してプッシュしまくった。

    いつの間にかすぐ後ろに迫っていた追っ手の気配は消え、再度単独走に。
    最後の林道に入れば爆走できる余力はあった。

    鳥の胸の山頂のアップダウンは予想より長かったが、トレイルの下りは予想よりあっという間に終わり、林道に入った。
    ちらっと後ろを見るとつづら折れのトレイルの下りには誰の姿もなく完全に引き離した。

    あとはゴールまで出し切るのみ。
    ここで3度目時計をチラ見。
    6時間10分ぐらいを指していたような。

    ラスト8kmの看板は通過したので残り7km以下、km5分ペースで下れば+30分で6時間40分でゴールできる。ほぼほぼ昨年の自分のゴールタイム39分に迫ることができる。
    そう計算したら、ただひたすら少しでも早く下ることに集中し、後傾にならないように腕をしっかり振って、体幹で路面を捉える意識でひた走った。
    見えない去年を自分の背中を追い続けた。

    ラスト3kmの張り紙を見る。
    6時間17分経過

    km4分30でいけば去年の記録をわずかに上回る。
    とにかく攻めた。
    来週は仕事で万里の長城マラソンを走らねばならないが、もうそんなことは微塵も考えていなかった。
    とにかく去年の自分を倒す、ただそれだけを追いかけてゴールを目指した。

    舗装路に入るともうゴールまでわずか、道志の湯を通り過ぎると、300mぐらい前に一人見えてきた。
    さすがに追いつかないか?でもどんどん追いかけていったらスタートの道志中学校へ曲がる手前でパス。

    中学校への最後の登りも全開でプッシュ。今年から反対側の門からゴールへアプローチするのでいつもより300mぐらいゴールが遠い。
    ぬおおお!!とラストスパート。
    ゴールの時計が見えてくる
    「6時間32分代!!」
    「おっし!!」
    絶対勝てないと思った去年の自分の記録を更新した。

    これだけ準備不足、故障などで苦しんだ中でも、記録を更新できたことは今年なかなか見出せなかった自信を少し取り戻すことができた。

    しかし!昨年は菰釣の手前でキャッチした、私の最高のトレラン仲間でありライバルのKさんは結局捉えることができなかった。
    負けた!自分の記録には勝ったが、ライバルには完敗だ。

    ゴールでKさんを見つけると、なんとなんと昨年のタイムを40分以上更新し、驚くかな6時間10分切りを達成していた!!
    今まであらゆるレースでサイドバイサイドのバトルを繰り返してきたKさんだが、ここにきて一気に差が広がった。

    なんだかうれしさ20%、くやしさ80%な気分。
    でも、これがあるからまた頑張ろうという気持ちになれる。
    Kさん自身も、自分は故障で相当苦労していたことを知っているので、現状での自分のタイムには驚いていたが、これほどまで大きな差をつけられたのは初めてである。

    Kさんは地道にきつい有効なトレーニングを積み上げているのは知っていた。
    だからこの素晴らしい結果はその努力にふさわしい結果。
    むしろ4年のラン人生で一度たりとも月180km以上走ったことがない、怠け者ランナーの私にしてみれば、今の結果は出来過ぎなのかもしれない。

    でもそれは自分のスタイルで、月200km越えを試みたことがあるのだが、明らかに故障しそうな状況になってしまうのだ。
    だからやはり自分にはそのリズムが合っているのだと思う。でもここから上に行くには、故障せずにボリュームを上げる工夫も必要だろう。

    終始自分に鞭を打ち続けた我慢のレースだったので、足がやばい。
    近くの河原に行って、冷たい川の水で足をアイシング。
    ライバルKさんの自分は参加できなかったトップランナーの争いの話を聞いた。
    私が一度も先行したことがない、女王大石選手も倒したそうだ。

    そのレベルに到達したい。いつの間にか大きな差がついた。
    今年で30代が終わる。来年から40だ。もうすっかりおっさんだ。
    でも頭の中だけは20代のまま止まっている。

    まだ、やれるはず。もっと強くなれるはず。

    本当に厄介で、でも最高に魅力的なスポーツに出会ってしまったものだ。
    何時間も苦しくて痛いばっかりなのに、もっと、もっとと目指してしまう。
    永遠にゴールはないのだろう。
    ひたすら追い続けるのだろう。

    もっと、上に行きたい。
    辛いし、苦しいし、痛いばっかりだけど、もっと上に行きたい。

    がんばろう。

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    道志村トレイル速報

    • 2016.05.15 Sunday
    • 19:53
    ただただキツかった…。
    御正体山で、気持ちがポキポキ折れまくり、あまりの体の動かなさに、イライラし、下りもまるでリズムに乗れず、何度も転びかけ、第一関門山伏まではズタボロ。

    山伏の後も体は重く、我慢の走り。
    あまりに体が動かないので、菰釣山までのアップダウンで100発自分に鞭を入れて、無理やりペースを上げてみると、やっと体が動き出し、なんとか少し持ち直す。

    あとはとにかくベストを尽くし、少しでも去年の記録に近づくように、もしくは遅れを最小限にしようと踏ん張り続けてみた。

    第二関門道の駅に5時間3分で着き、最後の鳥の胸でタレなければ、もしかすると?と、意外と遅れていないことがわかり、鳥の胸も猛プッシュし、長い下りもなるべく飛ばして、まさかの昨年の記録を微かに6分ほど更新。

    6時間32分代

    感覚的に大幅に遅れている感覚だったけど、結果的にそうでもなかったらしい。

    ぴったり30位で、道志名物の美人スタッフさんに、キリ番賞の蕎麦とニンニク味噌を頂き、ただただ苦しかった1日のささやかな喜び(笑

    なぜかトレランを始めてから、唯一4年連続出ている道志村。
    今度こそ、来年は出ないぞー!(素晴らしいレースですが、毎回地獄で個人的なトラウマな為)


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    もう道志村、どうしよう

    • 2016.05.13 Friday
    • 08:46
    あっと言う間に道志村が明後日です。

    今年はどうにも思うように走れておらず、去年ベストランが出て6時間39を出した、去年の自分に勝てる見込みはほぼ無い。

    去年の自分に負けると非常に凹みます。

    せめて+10に収めたいところですが、前回の丹沢練が弱すぎてサブ7も厳しそうです。

    道志村は全くごまかし用がありません。
    ダメな時は徹底的にぶちのめされるので危険です。

    2年前STY後に、私のラン人生唯一リタイアしたのもこの道志村。
    なぜかあの日の最悪なイメージばかりが思い出されます。

    ああ、恐ろしい。


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    危険な賭け

    • 2016.05.09 Monday
    • 20:48
    ゴールデンウィークは、ランを始めてから、今まで一度もやらなかった三日連続ラン+中1日休み、さらに塔の岳、三ノ塔練習を入れたら、最後の過去の練習で経験がないほどにスカスカに疲弊。
    翌日 りらくへマッサージに行くと、危険なほど疲労していると言われた。

    道志村トレイルと言う、40kmクラスではトップクラスの鬼コースを控え、さらに道志村の翌週には万里の長城マラソン
    42kmを走ろうという、危険極まりない賭けに出ている。

    なんとか切り抜けられれば、その後休養し、モンブランマラソンにはギリギリつじつまが合うと言う計算は、誤算となるのか?

    非常に心配だが、まだ自分の体は耐えられると信じて、まずは道志村へ。

    ああ、怖い。
    菰釣山で終わるか?鳥の胸で泣きが入るか?

    今度こそ、今年で最後にしよう。
    と、去年も言ったような…


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    2015道志村トレイルレース レポ

    • 2015.05.11 Monday
    • 06:18


    前日土曜日はいつもなら21時半に仕事を上がれるのに、なぜかこの日だけは大量の作業がなだれ込み、22時まで上がれず。。。22時半に会社を出て、近くの銭湯で20分だけ汗を流し、そのまま車で道志村に向かう。

    0時過ぎに道志道を走っていると、コーナー出口でいきなり道を真横に塞ぐシルビアが!!
    あぶない!!
    走り屋がスリップして崖に激突し大破して道のど真ん中に止まっている。。。
    ブラインドコーナーで止まっていて、スピードを出していたら突っ込みかねない。本当に危ない。
    幸い人身には影響なさそうだったので、警察もすでに読んだらしく、脇をなんとか通過。

    0時半ぐらいに道志の湯脇の駐車場に到着。今年は昨年より前泊の参加者が多いのか、すでにかなり多くの車が止まっている。
    眠くてたまらないので、すぐに寝袋で就寝。
    いつもはよく寝れるのだが、今日はなんか眠りが浅く、朝5時に次々にやってくる車の音で目覚める。
    「ねむい・・・ねむすぎる」
    寝起きが非常に悪い。
    すでにスタート2時間前、テーピングも張らないといけないし、着替えて受付も行かないといけないのに、寝ぼけて何をすればいいかわからない。

    何よりも大事なスタート前のトイレ。一つしかない道志の湯脇の公衆トイレに並ぶ。
    道志トレイルの難点はいつものようにちょっと手前のコンビニでゆっくりトイレタイムができないこと。
    私はこの並んでいるトイレが大嫌い。用を足している間も、扉の向こうに何人も待っていると思うと、便意が一気に止まってしまう。そして完全に出しきれないという問題が起きる。。。
    それでもなんとか2回のトイレで完結。

    そうこうしているうちに受付開始の5時半になってしまう。
    準備をしている時にあることに気づく。
    「あ、ガーミンがない・・・」
    昨日ドタバタと急いで準備した時、充電中のガーミンをそのまま置いてきた。
    ショック。。。でももうどうしようもない。コースは知っているからなくてもそれほど問題ない。仕方なく時計なしで出発。
    急いでテーピングをして、着替えて、スタート地点へ自走で向かう。バスは既に長い列ができていて走った方が早そうだ。

    天気は快晴!流石に朝は肌寒いが午後には暑くなりそう。
    今日は暑い日用に新調したアンダーアーマーの薄手のタンクトップを初使用。生地が柔らかくてすごく着心地がいいし涼しいし、軽い。
    そして何よりもレース二日前にイギリスから届いた「サロモンs-lab センスウルトラSET」のデビュー戦。
    ソフトフラスク500ml2本に、フロント部に多く集約されたポケットに「High5ジェル」を中心に7本と、補給時にボトルに入れるための同じく「High5」タブレットタイプのスポドリの素をポケットに。
    iPhoneImage.png
    某Wi⚪︎⚪︎le で60%割引で購入したお気に入りHigh5マラソンパック エナジーゲル、カフェイン入りジェル、Isoジェル、プロテイン、スポドリパウダー、マグネシウムスポドリタブレット等々色々入って1250円!
    ジェルが色々な味があって、どれもものすごく味が美味しいのがお気に入り。
    60%セールプライスだと、ジェル一本あたり100円以下の換算になる。

    iPhoneImage.png
    各ポケットの構造や配置も、走りながら非常にアクセスしやすくよく考えられているセンスウルトラSET

    しかし、センスウルトラSET、思っていたよりソフトフラスクは揺れる。
    満タン2本で走ると、ユッサユッサ。。
    ん〜もうちょっと揺れないと思ったんだけどなあ。。
    やはりボトルの重さがあると揺れを抑えるのに限界があるのか?
    後ろの荷物もウィンドシェル1枚とサバイバルブランケットだけなので固定力が少ないのかも。
    前のゴム紐を全開に締める。

    6時頃スタート会場に着くと、すでに受付には誰も並んでおらず焦る。すぐにゼッケンを受け取り取り付けて、裏の道路で軽くアップする。

    「道志村」といえばスタートダッシュ。スタート後トレイルに入るまで約4km?の登りロードと林道があるが、ここでおそらく前200名ぐらいに入らないと大渋滞になる。なのでスタートは前方に並ぶことはもちろん、スタートダッシュ力が求められる。だけど結局走力がないと、このスタートダッシュでレッドゾーンに入って、そこからあの鬼キツの御正体山の登りに入るのは、それはそれで自殺行為とも言え、非常に難しいコース。

    スタート30分前ぐらいにスタートライン付近で待機。私の良きライバルのKさんにもあって、前回ハセツネ30kでは3時間15分台の相当上位でゴールされ完敗したので、今回はそのリベンジをしたいところ。
    お互い今年フルマラソンでもサブスリーを出し、ハーフのベストもほぼ同じ。走力は極めて均衡している良きライバル。

    ランニングアプリで、丹沢の大倉から昼が岳頂上までの最速タイムホルダーだった外人さんランナーと、私がその記録を更新したことによりコメント頂いて知り合いになった方ともスタートでお会いできて、知り合いになれた。
    ランニングアプリは見えないライバルを意識できるので、この人「強いな!」と思うランナーさんには積極的にアプリ内で友達申請をしている。笑

    そしてその人のタイムを越えられるようにトレーニングする。ランアプリって本当によくできているなあ。これのおかげで一人でも質の高い練習ができる。

    スタートは朝7時だが、すでに日が差してきて暑くなってくる。スタート後約15kmはほとんど登り基調なのでアームウォーマーも外す。
    そうこうしているうちにスタート!!

    みんな猛ダッシュ!スタート直後は下りなのでみんなkm3分45ぐらいで突っ込んでいく。
    今年もまた「女王 大石選手」のすぐ隣で入る。
    今年は怪我でまだ本調子ではないらしいが、それでも東丹沢は優勝されている。昨年はトレイル区間に入るなりあっという間に振り切られた。
    私が一度も勝ったことのない女子選手はこの大石選手とリアドルティ選手の2人。本当にお強い。

    しかし今回は林道区間では私の方が前になる。昨年より大石選手は明らかに抑えて入っている。
    トップランナーの中には、意外と入りを慎重に入るランナーも多いように思う。
    最初の3kmほどは落ち着いて入って、一気にレッドゾーンに入れずにスムースに加速してゆく。

    私は60番手ぐらいで林道をクリアし、渋滞なくトレイルに入るがすでに一列にずらっと並んでいる。ここでは周りのペースにどうしても合わせざる終えない状況になるが、ハセツネ30kの反省から、あまり無理せず早いと思ったら譲ることにした。

    レースプラン
    今回のレースプランは御正体山でレッドゾーンに入れない。
    今倉山前後の細かいアップダウンの下りを責めすぎない。
    山伏までの下りで足が終わらないように温存。
    山伏から菰釣山までのアップダウンで足が動くようにペース配分。
    最後鳥の胸山からゴールまでの長いダウンヒルでゾンビにならないようにしっかり走れるようにする。

    前回は前半足が軽いような気がして飛ばしすぎ、長い長い御正体山までに足が終わってしまい地獄を見たので、とにかく温存を目指す。
    道志村のキーポイントは中間点の山伏峠補給以降、菰釣山までのアップダウンでしっかり走れるか否かで一気にタイムに差が出る。ここで足が動かないと、どんどん減速すると言うのが私個人の経験。
    繰り返すアップダウンは、足に余力があるとすぐ終わる登りで回復しどんどんリズムに乗る。
    逆に足が終わっていると、繰り返す登りの度に乳酸がスパークして減速し、間のフラットも走れなくなる。

    なので前半御正体山までは絶対にオーバーペース厳禁で進み、今倉山まではかなり抜かれた。
    女王 大石選手にも御正体山手前でやはりパスされる。

    キツすぎる御正体山

    今年で3年目となる道志村。
    結論から言うと「やっぱりきつい!」
    御正体山までの道のりはまさに修行。時々気持ちよく走れる尾根もあるにはあるが、一瞬でその気持ち良さを忘れさせる急登の連続。抑えているつもりでも全然きつい!
    どんどん足には乳酸が溜まってきて不安になる。
    時々立ち止まって呼吸を整え、酸欠状態を少しでも緩和する。
    あの宮原徹選手はこの鬼のような登りをほとんど歩くことはないらしい。
    全く想像がつかない。宇宙人なのではないか?

    また時々現れる下りが「鬼」
    やたら急な下りや段差が1mぐらいあるような足へのダメージが大きい楽しくない痛いダウンヒルが多い。

    御正体山から山伏までの下りも、最初は結構気持ち良い下りだが、途中から気持ち悪いほどに急になる。
    今回シューズはスピードクロス3を選んだが、やっぱりこの選択は正しかった。
    私はこのコースをセンスプロでは走れない。ものすごいがれた下りに、40%ぐらい斜度があるのにザレまくって滑る下り。本当に下りも「鬼」。

    何度走ってもキツいよ。。。
    昨年の悪夢がよみがえる。

    「ああ、今年もダメなんじゃないか。。俺は強くなっていないんじゃないか?こんなんでモンブランマラソン走れるのか?」
    キツすぎる御正体山に、気持ちが折れかかる。

    とりあえずなんとか頂上をクリアし、下りへ。
    ここも最初気持ちよく走れるがその後どんどんきつい下りになるのでセーブして下る。ここで足にきてしまうと、山伏以降、菰釣山までの鬼アップダウンで地獄を見る。それでもセーブしていても結構なダメージを食らう。

    天使のいる山伏エイド

    山伏の補給所が若干場所が変わり、さらに下に下る。
    山伏エイドに3時間33分で到着。スタッフさんが45〜50位と教えてくれる。
    今回は痛恨のガーミン忘れで時間を確認できるのはエイドのみ。
    「ん〜これじゃあ7時間切りは難しいのでは。。。」

    私はエイドストップは最小限にしたいタイプ。
    山伏エイドにはたいそう可愛らしい女性スタッフさんが補給をしており、かなり慣れている様子で私のソフトフラスクを取ってくれて、キャップを開けて素早く水を補充して返してくれた。「うつぼん、感激!」

    そのサポートぶりがまるで私のプライベートサポートのように見えたらしく、エイドで一緒になった外人ランナーさんは「君の奥さん?」と言っていた。笑
    正直、もしそうだったらちょっと嬉しいかも、、、なんてちょっと妄想。

    UTMBとかUTMFで、プライベートエイドで奥さんや彼女がボトルの準備をしたり補給をポケットに入れたりする映像をいつも羨ましく眺めていたので、この山伏エイドはめっちゃ感激した。

    ソフトスラスク1本にはHigh5のマグネシウムスポドリタブレットを入れた。
    エイドでは塩バナナ半分とチョコレートを3かけら口に頬張り、そのままエイドアウト。ストップは2分ぐらいか。

    最重要セクション 山伏〜菰釣山

    ここからが私が個人的にレースを左右すると思っているアップダウン。コンディションが良ければ走れるし、悪ければ沈没する魔の区間。菰釣山までのセクションだ。
    エイドからの登り、乳酸がドバドバ出た。。
    「やばい。これはやばい」
    嫌な予感がした。
    とにかくペースを落とし、呼吸を整える。少しでも乳酸が流れるように、マグネシウムスポドリを飲みつつ、しばらく歩く。前を行くランナーも皆一応に足取りが重い。
    この登りで、青梅高水山でトップ10内、ハセツネ30kでも確か20位前後でゴールしている強いランナーさんを抜いた。
    私もきつかったがこれによって、以外といけているのかも?と思い始める。

    ひたすら膝をプッシュし、半分は腕で進んでいたのでないかというぐらい、上半身を腕に預けてパワーウォークを打ち込み続ける。上腕二頭筋が攣りそう。
    でもこれが良かったのかもしれない。いつも通り最初の登りからひたすらパワーウォークしていたので、結果的に足が温存されていた様子。

    一旦ラ・スポルティバのベテラン最強ランナー小林選手に追いつかれるも、そのまま後ろにつくことができた。
    しばらく小林選手の後ろを走り続けると、以外と楽になってきた。
    「きた!きたぞ!」
    足が動き出す。
    やはり私はミドル以上のレースがあっている様子。
    いつもスタートから3時間半〜4時間たって体が動き出す。どれだけスロースターターやねん!!
    さっきまでの嫌な予感が吹き飛ぶ。

    小さなアップダウンを走ってクリアしてみる。
    「上がる、足が上がる」
    ダメな時は小さなギャップを駆け上がると「ドバーーッ」と乳酸が出て足が止まる。
    今日は出ない!軽やかに駆けあがれる。

    走れないキツめのギャップもパワーウォークで力強く進めるようになってきた。
    さっきの御正体山までよりもよっぽど足が動き始めた!
    「きたーーっ!」
    スイッチが入った。
    「今日はいける」

    しばらくラ・スポルティバの小林選手についていたが、登りでどうしても詰まる感じがして、ついにパスすることに。
    小林選手は50才代の代表選手だが、今年神奈川マラソンでお会いした時も調子が良くないと話されていたし、本来の調子ではなさそうだ。それでも、今まで一度も勝ったことのない有名選手と、こうしてレース中盤で競えることは私にとってはすごい刺激的なこと!
    「うおー初めて小林選手抜いたし〜!」
    と、ちょっと興奮!
    一度抜かすとテンションが上がってあっという間にさらに前のランナーにも追いつき、しばらく様子を見て抜かし、結局菰釣山までで8名くらいパスした。

    そして私の良きライバル、ハセツネ30kで完敗を喫したKさんを発見!!
    さらにテンションアップ!
    「Kさ〜ん!」と声をかけてパス!
    今回は行かせてもらいますよ!

    昨年は完全なゾンビになって、もうトレランやめようかとさえ思った地獄の菰釣山をクリアし、このコース最悪のガレガレダウンヒルへ。
    菰釣山から第2エイドの道の駅に向かう地獄のダウンヒル。ここまで散々アップダウンで痛めつけた足に、強烈なボディアッパーを食らうようなこの危険な石ゴロゴロの下り。去年は痛めた足でとぼとぼ歩いて下った。
    ことしは違う。

    沢を過ぎると長い林道を下る。
    ここで一人のランナーさんとしばしランデブー走行。

    道の駅直前でなんか見覚えのある逞しい後姿。
    なんとなんと!
    元ハセツネ優勝者の後藤豊選手ではないですか!!

    これにはテンション上がった!

    もちろん全盛期よりひとまわりふっくらされた感もあり、今日はファンランといった感じで楽しそうに走っておられたが、それでも元ハセツネ覇者とレース後半で会うなんて初めてだから、嬉しい。

    第2エイドを過ぎれば距離的には残すは11km。今日はもう行けるだけ行ってやろう!そう思った。

    第2エイドでも素早く水を補給してチョコレートを5カケ口に頬張ってすぐにエイドアウト。
    後藤選手をパス!

    恐怖の鳥の胸山
    いよいよラスボス、鳥の胸山。
    2年前の記憶で、このラスボスは半端ないきついと言うことは覚えていた。
    ラスボスに向かうロードでも3人抜いた。

    ラスボスは相変わらず、ご機嫌なくらいにきつかった。ありえん!
    ロープを必死に手繰り寄せて登る急登の連続。
    昨今ウルトラばかりに注目が集まるが、やっぱりキタタンや道志村といったクラシックレースの厳しさもなかなかのもの。再認識する。やっぱりトレイルの基本はここにあるような気がする。

    ラズボスの登りでさらに2人パス。山伏の情報から計算すると30番代には入っているはず。
    となると過去のリザルトから想定するに7時間切り圏内にきているのでは?
    ガーミンがないのでタイムは全くわからない。でも、かえってそれが今回の好走につながった気がする。
    頼れるものは自分の体の声のみ。
    今日は一日中、自分の体と対話出来た。
    「だいじょうぶか?もっとプッシュできるか?」
    「今はダメだ!おとしてくれ!」
    「今はいけるぞ!もっとあげよう!」

    久々に体としっかり対話してレースできたと思う。
    今後れーすでは、ガーミンをつけないほうがいいのではないか?そんなことさえ考え始める。
    時計に翻弄されなかったから集中力がきれなかった。ずっと集中していた。

    鬼のような鳥の胸山もとにかくベストを尽くすことだけ考えてプッシュした。
    麓から頂上まで一緒だったランナーも、頂上すぎのアップダウンで振り切った。
    最後のダウンヒルに入る。気持ちも足もまだ攻めれる。

    7時間切りを信じて攻めた。しっかり腕を振り、感覚的には林道区間は終始km4分30〜50ぐらいで進めたと思う。
    もしも10秒とか5秒足りなくて7時間きれなかったら悔しい。
    だからベストを尽くした。
    ゴール前2kmまで前にも後ろにもランナーの気配はなかった。

    やっと道志の湯が見えてきた頃、前に一人ランナーが見えた。
    「ん?あれは??」
    「じょ、女王!!」

    そう、あの無敵の女王、去年6時間5分という男子の中でも相当上位となる驚異的タイムでこの道志を優勝した大石選手ではないか!!

    私の密かな目標は、「いつか女王に勝つ。」
    男が女性に勝つことを目標にするなんて、と思われるかもしれなないが、この女王大石選手はわけが違う。
    本当に強い、尊敬するランナーだ。
    その尊敬する女王の背中を始めてゴール前に見た。
    「ぬおおおお!!追いつくぞおお!!」
    ラストスパートを入れる!

    でもやっと見えてきたのがゴール前1km、差は500mぐらいあるだろうか?追いつくのは困難に思えたが、一歩でも女王に近づきたい一心で全力を込めた。

    残念ながらゴールまでに女王を捉えることはできなかった。
    でもすぐ後ろでゴールへ飛び込む!
    ゴールのタイム計測を見る。
    「6時間30分台!!」
    「よっしゃああ!!」

    ガッツポーズが自然と出た。
    なんとか7時間切れればと思っていたが、それどころか6時間半に迫る自分でもびっくりのタイム!
    去年リタイヤして悔しさに包まれてゴールを眺めていた時、6時間半前後でゴールする選手たちは本当にかっこよかったことを思い出す。
    今年は自分がそこにくることができた!
    キタタン、道志村というミドルレンジでは最高峰にきついクラシックレースで、このタイムでゴールできたことは素直に嬉しかった。
    初めて出た時の2年前のタイムを約1時間弱更新した。
    「強くなっている」
    そう、実感した。

    仕事の都合上、どうしても月200km以上は走れない。
    いつも150km前後の練習量だが、その中でできる限りのきつい練習をしてきた。
    距離の少なさから自分は進歩していないのではないかという不安があった。
    でも、ちゃんと力はついていた。
    丹沢スタンプラリー1日完結ラン、蛭が岳タイムトライアル、浅間山スカイラン、どれも距離は短いけれどがっつり追い込んできた。その成果が結果となって出て嬉しかった。

    完走証を受け取ると、あわや総合20番代に迫る30番代前半!
    私はかねてからキタタン、道志村でトップ30に入る、ということを先々の目標としていたので、それに大きく迫る成績で嬉しかった。

    出し切りすぎて、しばらく放心状態だったが、30分ぐらいしてやっとうどんを食べた。
    ボランティアさんたりが作ってくれるこのうどんは最高だ!うまい。

    私の良きライバルKさんも、知り合いになった外人ランナーさんも皆7時間切りでゴールしてきた。
    うどんを一緒に食べながら、しばしレースを振り返るトレラン談義。
    同じ苦楽を共にした戦友とのこの時間がまた格別だ。だからトレランは楽しい。

    レース後は「紅椿の湯」!

    クッタクタになった体を早く温泉に浸したく、うどんを食べたらすぐに撤収し、ゼッケンをつけたウェアのまま車で移動し「紅椿の湯」へ。
    参加賞に道志の湯とこの「紅椿の湯」の無料入浴券が付いている。

    道志の湯はゴールからすぐ近くだが、当然激混みとなる上に、結構小ぶりな温泉施設。
    ゆっくり湯組をしたいので、初めて紅椿の湯に行ってみた。

    ここは良い!!車で10分ほど移動するため、道志の湯より圧倒的に空いていて、しかも大浴場はとっても広い。
    露天風呂に水風呂もあり、しかもそれほど混雑しないので、本当にゆっくり温泉を堪能できた。
    断然オススメです!

    食堂も併設されているので、座敷でゆっくり仲間とご飯を食べて、ストレッチして、帰宅。
    大満足の1日となりました!

    つぎは道志よりさらにドエムと評判の「OSJ奥久慈トレイル50k」。
    まずはしっかりリカバリーして、挑みたい。

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    2015 道志村トレイル速報 リベンジ達成!

    • 2015.05.10 Sunday
    • 22:29


    昨年、左くるぶし故障発生により、私のトレラン歴の中で唯一自らリタイヤしたという、無念の道志村2014。
    第二関門の道の駅から車に乗ってゴール地点に戻る時の虚しさたるや、忘れがたい屈辱でした。

    そしてそのリベンジを誓って参戦した2015。
    この大会は私がトレランを始めた2013年から、毎年参戦しているレースの一つ。
    初めて出た時は7時間35分台。

    昨年のリベンジ、ハセツネ30kでの撃沈のリベンジ、モンブランマラソンに向けた追い込み、それらすべてのためにも、しっかり記録更新して良い感触を掴みたいところ。

    そして、今回は・・・

    リベンジ達成!

    初参戦の7時間35分から約1時間弱記録を更新!
    6時間40分切りに成功!
    ネガティブスプリットが決まり、中間点の山伏からはひたすら抜き続け、山伏45〜50位通過から
    ゴールでは30番代前半をゲット!

    最新兵器、サロモンS-lab センスウルトラバックも活躍しました。

    詳しいレポはまた後日


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